大事なのは、表メッセージと裏メッセージのギャップをなくすこと
裏メッセージはその質がポイント
つまり、返事だけ良くて、行動が伴わない、これが悪い裏メッセージなんですね。
「えっ? 返事だけ良くて、行動が伴っていない?」
どこかで聞いたことのあるフレーズですね。「さっきもうちの子にそう言ったばかりよ」とおっしゃるママもいらっしゃるかもしれません。
ママが裏メッセージを介して、「空返事」を繰り返していくと、子供達は、「言ったことは守らなくてもいいんだ」と受け取るようになり、それを自分でも取り入れるようになってしまいます。このように、裏メッセージによる影響は、1回だけのことではなく、その後、尾を引いてしまう傾向があるのです。普段から、「言葉で言っただけで、言いっぱなしにしていないかな?」と気にかけてみてください。
質の良い裏メッセージが子供の心を育てる
ポイントをまとめると、- ママが言葉で伝えるのが「表メッセージ」
- 子供が実際に何を受け取ったものが「裏メッセージ」
- ポイントは、いかに質の良い裏メッセージを子供に送れるか
「ママは言ったことを、守る人だ」
人間としてこれほど正直で誠実なことはありませんね。質の良い裏メッセージは、子供の心をスクスクと育ててくれます。裏メッセージを意識した子育て、ぜひ取り入れてみてください。