ペレットストーブの炎に癒されます。

ペレットストーブの炎に癒されます。

寒い地域を中心に導入されているペレットストーブですが、ゆらゆらとゆれる炎が魅力的なエコ暖房ということで、最近では都市部でも注目が集まっています。

今回ペレットストーブの実演展示を見るため訪問した山形県のペレットストーブ&薪ストーブ販売店の「ペレットマン!」の店主高橋氏に、ペレットストーブについての素朴な疑問やペレットストーブに込めた思いをお聞きしました(実演展示の様子はこちらです)。

ペレットストーブ VS 薪ストーブ
着火にかかる時間、それぞれの特長は?

―― ペレットストーブの着火体験をして、意外と簡単に着火できることがわかりましたが、薪ストーブについては着火までにかかる時間はだいたいどのくらいでしょうか。

「ペレットマン!」店主の高橋氏。

「ペレットマン!」店主の高橋氏。

高橋氏:薪ストーブの場合は着火までにだいたい5~10分くらいでしょうか。ペレットストーブは着火も消火もボタン一つ、温度の調節も自動でしてくれるというイメージに対し、薪ストーブは全て手動です。温度は空気の量や薪の量で自分で調節しなければなりません。

―― ペレットストーブ、薪ストーブの魅力をそれぞれ教えてください。

高橋氏:私は自分の家に両方導入しています。築100年の古民家に住んでいて隙間風も通りますが、暖かいですよ。薪ストーブの場合は自分で薪を調達できれば燃料代がかからないというのが魅力ですね。ただし木をたくさん使うので、薪の確保が大変で、置き場所も必要です。

――ペレットストーブ、薪ストーブの楽しみ方を教えてください。

高橋氏:煮炊きや焼き芋などをすると楽しいです。芋煮をぐつぐつ煮込むのもいいですね。料理を楽しむときは鋼板製のものがお勧めです。ペレットストーブでも十分楽しめると思います。

ペレットストーブは暖かい?

―― ペレットストーブ一台で家中が暖まるものなのでしょうか?

高橋氏:暖房条件はその家の広さや断熱方法によって異なります。その家に合う機種を選べば、一台で家中暖かいという例もあります。機種によって暖かさが違うので、一度体験してから決めるといいと思います。

中央が株式会社さいかい産業の「MT311 SUMITA」、右がSS-1。

左はイタリア リンカル社のペレットストーブ「ペルラ514S」、中央が株式会社さいかい産業の「MT311 SUMITA」、右がSS-1。


日本製は壊れやすいってホント?

―― 日本製のペレットストーブが壊れやすいという話も耳にしますが、外国製と比べてどうでしょうか。

高橋氏:日本製のペレットストーブが壊れやすいというのは一昔前の話です。さいかい産業のSS-1が出てからは壊れにくくなりました(SS-1のご紹介はこちら)。もし故障が気になるというのなら、制御の少ないタイプを選ぶとよいと思います。また外国製ストーブだとホワイトペレットを推奨していますが、この店舗で紹介している機種は全木ペレット(丸太の全てを材料としたもの。皮の部分も含まれる)に対応しています(ペレットの種類についてはこちら)。

薪ストーブを使うなら、薪の確保と置き場所が必要だ。

薪ストーブを使うなら、薪の確保と置き場所が必要だ。

―― お勧めの機種はありますか。

高橋氏:お勧めの機種は数種類ありますが、その人の生活スタイルをお聞きして、その中から向くものをご提案するようにしています。

例えば、ペレットストーブと薪ストーブで迷う人がいたら、薪が入手しやすい環境なら薪ストーブをお勧めします。そのような事情がなければ、ペレットの方が入手しやすく、ペレット置き場のスペースも少なくて済むのでペレットストーブがいいかもしれません。

続いて店舗で実演展示をしている理由を聞いてみました。