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恋と人間関係に強くなる自分への質問【3】

恋愛関係や人間関係に於いて、感情的に思ったままの言葉をぶつけ合うだけではうまくいきませんよね。客観的になるためには「自問自答」することがお勧め。そこで自分への質問を、お伝えしています。3回目は悲しいできごとが起こったときにする質問です。

執筆者:藤嶋 ひじり

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「ここから何を学べばいいのだろう?」

驚き頬を挟む女性

「え? なんでなの?」と思うのは、自然なこと。そこから、客観的に「どんな意味があるのか」にフォーカスしていくのです

恋愛関係も、職場や家庭などの人間関係も、「客観的に捉えること」「柔軟に考えること」が重要なポイントです。

そこで、自問自答できる「自分への質問」をお伝えしています。「『どっち』でもない方法は無いの?」「それは、本当に私の望みなの?」に引き続き、今回はこれ。

「ここ(このできごと)から何を学べばいいのだろう?」

悲しいできごとが起こったとき、自分に対してして欲しい質問です。通常はきっと、こう思ってしまうのではないでしょうか? 

「どうして私だけ?」
「何か悪いことしたっけ?」

でも、自分の身に降り掛かる悲しいできごとには、大抵、意味があります。友達からの裏切りや、いじめ。受験や就活での不合格。失恋、離婚。それぞれに意味があるものです。もちろん、「なるべくしてなった」と捉えるには、あまりにも理不尽な「天災」などもあるかと思います。

ただ、私自身、いじめ、親との確執、配偶者からの裏切りなど、さまざまな悲しいできごとを体験してきて、必ず、そこには学ぶべきことが存在することに気づきました。宗教的、もしくはスピリチュアルな何かの影響ではありません。

とはいえ、渦中にあるときには、「神様は乗り越えられる試練しか与えないよ」などと慰められると反発しました。どん底から這い上がってから「それでも学ぶべきことがあった」と気づきましたし、自問自答をせず、同じ過ちを繰り返してから気づいたこともあります。

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