優待でもらえる金券のオススメベスト5は

株主優待の中でも、人気が高いのが金券の優待です。自分で使えなくても金券ショップに売ることを考えてゲットしたい人も多いとか。株式アナリストで「39連勝の相場の福の神」として活躍をする株式アナリストの藤本誠之さんは金券優待をゲットするポイントを以下のように語ります。

「まずは店舗が近くにあって自分で利用できる金券の銘柄がオススメです。自分では使わない場合は、ネットオークションなどの過去の相場をチェックすれば、換金する場合の大体の価値がわかりますので見ておくことが大事また、優待券のみで現金同様に利用できる場合と、実質的には割引券で○○円以上のお買い上げにつき△△円分が使用というセコイのもあります。証券会社HPなどで株主優待データをよくチェックして勘違いしないようにしてください」

1位 1株保有で3000円優待券がもらえ、長期保有でプラスに!
ビックカメラ<3048>

ビックカメラの優待券

ビックカメラの優待券


「ビックカメラ<3048>は、首都圏を地盤にしたカメラ系家電量販店。株主優待は、1株(投資金額5万円程度)保有するだけで、1年間で3000円相当の買物優待券が貰えます。さらに長期間保有している株主には追加優待もあることから、長期投資にオススメな銘柄です」(藤本さん)

■ビックカメラ<3048>

株式データ 12月3日終値基準
株価 5万3100円
単元株数 1株
予想PER(連)11.88倍
PBR(連) 1.22倍
予想配当利回り 1.88%
時価総額 903億1200万円
権利確定月 2月 8月

■株主優待

1000円の買物優待券
・(8月のみ)……1株以上1枚、5株以上2枚、10株以上5枚など
※1年以上2年未満継続して保有(株主名簿に連続3回以上5回未満記載)の株主には1枚、2年以上継続して保有(株主名簿に連続5回以上記載)の株主には2枚追加
・(2月のみ)……1株以上2枚、5株以上3枚、10株以上5枚など

●福の神買い時アドバイス

株主優待の権利確定月の2月・8月に株価が高値を付ける傾向があります。年末商戦で消費税増税の駆け込み需要も見込め、株価もリバウンド相場に入っているので早めの購入がオススメ。

2位 プチセレブ感が味わえるラウンジ利用も
イオン<8267>

イオンの優待カード

イオンの優待カード

「傘下にスーパー、銀行、専門店など持つ日本の流通業の双璧。優待はグループ会社各店での買い物金額に応じたキャッシュバックです。現金が貰えるのがうれしい。また、同社のショッピングセンターには、株主専用のラウンジもあり、プチセレブ感を味わうことが可能です」(藤本さん)

■イオン<8267>株式データ 
12月3日終値基準
株価 1374円
単元株数 100株
予想PER(連)15.35倍
PBR(連) 1.04倍
予想配当利回り 1.89%
時価総額 11507億8600万円
権利確定月 2月 8月

■株主優待
優待カード(オーナーズカード)
※新規株主に対して案内書を送付し、カード発行
※半期100万円を限度とする買物金額に対し、保有株数に応じた割合で返金
100株以上3%
500株以上4%
1000株以上5%
3000株以上7%

●福の神買い時アドバイス
大型株になるので、特に株主優待の権利確定月に関係する傾向はなさそうです。消費増税の駆け込み需要で年末商戦の好調を期待して、年内の買いを検討しても良さそうです。

3位 高配当+優待が魅力の銘柄。NISA口座で買っても◎
ブックオフコーポレーション<3313>

ブックオフコーポレーションの優待券

ブックオフコーポレーションの優待券

「『捨てない人のブックオフ』を事業ミッションとして、いろいろなモノをリユースすることを通じた循環型社会を作り出す会社として、「ブックオフ」を約900店舗展開する総合リユース企業。中古本販売では首位です。大型店舗などの新規事業の先行費用で目先の収益増は難しそうです」(藤本さん)

■ブックオフコーポレーション<3313>

株式データ 
12月3日終値基準
株価 675円
単元株数 100株
予想PER(連)26.26倍
PBR(連) 0.85倍
予想配当利回り 3.7%
時価総額 131億6300万円
権利確定月 3月

■株主優待

自社グループ買物券
100株以上1000円相当
200株以上2000円相当

●福の神買い時アドバイス
予想配当利回りが3.7%と高く、株主優待で貰える買い物券を加味すれば、5%を超える利回りになる。NISA口座でじっくり、中長期で投資するには、手ごろな銘柄です。

4位 増税前の駆け込み需要、冬のボーナス増で株価も期待大
三越伊勢丹ホールディングス<3099>

三越伊勢丹ホールディングスの優待カード

三越伊勢丹ホールディングスの優待カード

「2008年経営統合で生まれた百貨店最大手。アベノミクス景気で、株価上昇などによる資産効果で高額商品の売れ行きが堅調。保有株数ごとに上限はあるが、10%の割引の株主優待は魅力。三越の旗艦店である日本橋本店の全面改装が2015年に予定されています」(藤本さん)

■三越伊勢丹ホールディングス <3099>
株式データ 
12月3日終値基準
株価 1483円
単元株数 100株
予想PER 27.88倍
PBR 1.16倍
予想配当利回り 0.74%
時価総額 5795億9500万円
権利確定月 3月 9月

■株主優待
株主優待カード(10%割引)
100株以上利用限度額 15万円
300株以上利用限度額 20万円など、株数に応じて利用限度額が増える。
※2年以上継続して保有の場合、300株以上の株主は利用限度額は2倍になるなど、詳しくはホームページを参照

●福の神買い時アドバイス
消費税増税前の駆け込み需要と、冬のボーナス増で、この年末商戦は好調が想定出来ます。年内に仕込んでおいて、1月以降に年末の好調な売上のニュースが出て、株価が高値を付けたときには、一旦売却するのも一手でしょう。

5位 読書好きに嬉しい図書カード優待
三洋堂ホールディングス<3058>  

三洋堂ホールディングスの優待

三洋堂ホールディングスの優待

「東海地盤に郊外型大規模書店を展開しています。新刊書籍だけでなく、雑貨・古本も取り扱う複合型店舗化を進めています。株主優待で図書カードと書籍が割引で購入できる株主優待カードが貰えるので、読書家の投資家にオススメの銘柄です」(藤本さん)

■三洋堂ホールディングス <3058>

株式データ 
12月3日終値基準
株価 866円
単元株数 100株
予想PER 47.32倍
PBR 1.55倍
予想配当利回り 0.98%
時価総額 52億200万円
権利確定月 3月 9月

■株主優待
・図書カード
100株以上1000円相当、200株以上2000円相当を1枚
・株主優待カード ※9月のみ、3月末の新規株主に対しても同カードを発行
(1)レンタル料金および(2)販売料金の割引
100株以上の場合(1)20%(2)2%
など、詳細はホームページをご確認ください。

●福の神買い時アドバイス
主力の新刊が低調なため、業績がイマイチ振るわず株価は安値圏に放置されています。複合店舗化で客足が戻ることを想定すれば、押し目買いの好機となりそうです。

次のページでは外食優待ベスト5を発表します

藤本 誠之さん

藤本 誠之さん

教えてくれたのは……
藤本 誠之さん
「相場の福の神」として推奨銘柄が39連勝の記録を持つSBI証券の株式アナリスト。オールアバウトマネーの株式ガイドとしても注目の銘柄・優待の記事を発信している。近著に『39連勝男が教える これからはじめる株入門』など。


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