気になる異性の前で緊張する理由・3つの対処法
異性の前で緊張する理由
人が他者を前にして緊張する理由の1つに「フォーカスが相手に向いていない」という点が挙げられます。フォーカス、というとちょっと難しいかもしれませんが、「焦点」とか「関心」という単語に置き換えて考えてみると……そう、実は相手を前にして緊張している時って、本当の関心が相手ではなく「自分」に向いている時が多いんです。
例えば「こんな事を言って嫌われたらどうしよう」「彼に合わないって思われたら悲しい」と、自分の感情に無意識に集中してしまい、肝心の相手の事をしっかり認識できていない状態……思い当たりませんか?
これでは自分も相手も変なテンションになってしまいます。
ではどうすればその状況を打破できるのかご紹介していきましょう。
1. 視線は相手の「目」を見て会話に集中する
レストランやカフェ等で向かい合って座った時はその人の目を見つめ、そこに意識を集中してまずは相手の話をただ一生懸命「聞く」ように頑張ってみましょう。それすらもドキドキしてしまう場合は「鼻」、相手が男性の場合は「ネクタイの結び目」を見て話を聞くと自分も落ち着き、相手にも不快感を持たれず良いと思います。2. 自分の身体の状態を「開く」方向に作っていく
室内や車内で隣り合って座った時に、緊張の余り自分の脚や腕を組んでしまう……こんな体の状況を自覚した時はすぐにやめましょう。人は心を閉じると、無意識に手や足を組んでしまう事がままあります。身体の状態に心は影響しますので、緊張の余りそれが手や足に出てしまったらすぐにニュートラルな状態に戻し、更に手のひらを上に向けた状態で自分の足の上に置きます。手のひらをオープンにする=相手に対して警戒心がない身体の状態、ですので、自然と心の緊張も緩む筈です。最初は半分おまじない……位の気持ちで試してみて下さい。
3. 相手の「話」を聞いて会話を続ける
心臓の鼓動が収まってきたら、相手の話を「聞く」事に集中します。内容を頭に入れつつ相槌を打ったりしながら、会話のボールが自分の方に来たと思った時には1つだけ足して返しましょう。例えば「このケーキ美味しいね」とボールが来たら「本当ですね。苺も綺麗。そういえば〇〇さんって甘いもの好きですよね?」等、相手の言葉を肯定的に受け、何か1つだけ足して会話のボールを返す事に集中すれば話はスムーズに続きます。4.「歩きながら話す」で緊張を回避
もし好きな人と帰り道が一緒だったり、並んで歩ける時はチャンスです。常に移り変わる風景や空の様子等、閉ざされた室内より意識が他に向く事も多いですし、歩くリズムを保とうと身体も頑張る分、緊張する要因がかなり減ります。一緒に歩けるシチュエーションがあったら積極的に並んで話してみましょう。如何でしょうか。好きな人と会話をする際、緊張してしまうのはある意味当たり前の事。ですが、身体の状態や心のフォーカスを少し変えてあげるだけで大分楽になる筈です。「良く思われたい」「愛されたい」ではなく、相手の事をもっと深く知りたいという気持ちを大切にすることが大事なのかもしれません。
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