12月こそ、上手に銀行口座を使いたい時期
12月は、ボーナスシーズン。ボーナスが出ない人もいらっしゃるかもしれませんが、年末調整による還付金が一般的には12月のお給料と一緒に振り込まれる時期でもありますよね。普段、通帳を記帳していないと、キャッシュカードを使った際の残高を見て、「あれ?なんだかお金が増えている♪」と気持ちが大きくなりがち……。うっかり無駄遣いをしてしまうと非常にもったいないので、ぜひ、以下のようにお金をうまく移動させて貯まる仕組みをつくりましょう。3つのステップでお伝えします!
ステップ1:12月のうちに、1、2回以上は通帳の記帳をする
普段はキャッシュカードのみで現金を出し入れしたり、ネットバンキングを使ったりしていて、「通帳を記帳していない」という方も多いもの。例えば、銀行口座の残高が20万円で、そこにボーナスが40万円入ると、通帳記帳をしていないと、いきなり残高が60万円に増えているかのような感覚に陥ってしまいます。せっかくボーナスが入ったのに、日々の何気ない出費で使い切ってしまったら残念ですよね。
12月は、ボーナスや年末調整による還付金などで、入出金が増える時期。12月は少なくても1、2回以上は記帳して、臨時でどれくらい入っているのかを把握しておきましょう。
ステップ2:ボーナスが出たら、半分を別の口座に移す
ボーナスが出たらその半分、できれば3分の2程度を、別の貯蓄用口座に移してしまいましょう。ボーナスを普通預金口座に入れっぱなしだと、たくさんお金を持っているような気持ちになってしまい、散財しているうちに、なくなってしまう危険性があるから。別の口座に移してしまうと、気軽に使ってしまう心理的ハードルが上がるので、貯めやすくなります。バッグや靴、旅行など、まとまったお金が必要なときにも使うことができますよ。
ステップ3:年末調整の還付金は、半分は貯蓄、半分は自由に使う
年末調整によって税金が還付される人も多いと思います。12月のお給料は、いつもよりちょっと多めになるはず。うれしいですよね。ただ、還付金は特別プレゼントというわけではなく、きちんとした自分のお金です。多めにもらった気分になって、余計な出費が増えてしまうともったいない! 例えば、還付金のうち半分は貯蓄に回し、残りの半分を1年間がんばった自分へのご褒美として使うというのはいかがでしょうか。還付金をしっかり意識することで、大切なお金を有意義に使えると思います。
「よし、12月はいつもより多めに通帳記帳をして、入出金をきちんと把握しよう」と思ったときに、注意したいのがATMが混雑する日にちです。
一般的に混雑しがちな、12月5日、8日(10日が日曜日のため)、15日、20日、22日(23日から連休のため)などや、月曜、金曜などの混雑する日を避けるのがコツ。
ATMが空いている時間を見はからって、記帳したり、現金をおろしにいったりしてみてくださいね!