腸内環境と健康は大きな繋がりがあります。
腸には、健康維持や老化防止などに影響がある“善玉菌”、身体に悪さをすると言われている“悪玉菌”、多く存在する菌の味方になる“日和見菌”という細菌が存在しています。善玉菌が多く存在している状態が健康に繋がり、腸内環境が良いと表現されます。
反対に、悪玉菌が多くなり腸内環境が悪くなると、便秘や下痢を引き起こすだけではなく、アレルギー、皮膚疾患、肥満や、これらによる様々な症状を引き起こしやすくなります。腸内環境は、ほんの少しの心がけで良くも悪くも変化していきます。わんちゃんの日々の排泄物をチェックして、臭いがきつかったり、色や形状がおかしいな、と思うときはこれから紹介する3つのポイントを意識してみてください。
ポイント1:化学的な物の摂取を控える
内臓の働きは筋肉のようなもの。しっかり使い、しっかり休ませてあげる必要があります。“しっかり使う”に欠かせない事は、食材を身体に取り入れること。サプリメントや薬など、化学的なもので栄養素を取り入れる事は簡単であり、楽です。つまり、身体の働きそのものも、楽をしてしまうことになります。サプリメントや薬は必要最低限に抑え、必要な栄養素は食材から取り入れるようにしましょう。また、保存料や人工的な添加物も、腸を疲れさせると言われています。毎日食べるフードやおやつの場合は、出来るだけ添加物が含まれていないものを選んでみましょう。