遮音・防音ドア 生活音が気にならない性能を持つものも
日常生活で発生する気になる生活音、音漏れを軽減する室内ドア。 [音配慮ドア] DAIKEN
また、本格的な防音機能を持つタイプだけでなく、日常の生活騒音が気にならない程度の遮音・防音効果のある扉も揃っています。間取りプランや家族構成などにもよりますが、たとえば、寝室や書斎、子供室やトイレなどに向いているでしょう。メーカー商品には、開き戸(ドア)だけでなく、引き戸タイプでもみられます。
通気・換気ドア 自然の風の通り道を確保
プライバシーを確保しながら、 室内や収納内にこもりがちな湿気を排出。 [ハピアベイシス 通気引戸] DAIKEN
湿気がこりやすい水まわり、トイレや洗面室などに適しているだけでなく、ルーバーなどによって部屋の中の気配を感じることができるので、家族構成によっては、子供室などに取り入れてもいいかもしれません。
ユニバーサルデザイン配慮のドア 高齢の方でも子供でも使いやすい
扉3枚が連動して開閉できる引戸。 [3枚連動引戸] DAIKEN
また、わずかに開けば自動で全開し自動で閉まる機能、自動でゆっくりと閉まる機能などを持った扉もみられます。閉め忘れを防ぎたい場所、閉まる時の衝撃音を押さえたい場所などに向いています。高齢者の方の部屋や開け放しが気になるダイニングやキッチンなどに適しているでしょう。
その他、トイレや洗面などでは、緊急時に外から開けることができるタイプを選んでおきたいものですし、幼いお子さんがいるのであれば、浴室につながる洗面室の扉には、チャイルドロックを取り付けることができる扉としてもいいでしょう。
ペットドア 犬や猫の動きを考慮したドア
ペットが自由に出きりできるくぐり戸付きのペットドア。 [ペットドア] DAIKEN
一般的なペットドアは、扉にペット専用の小さなくぐり戸がついているドアのことで、ペットが出入りするたびに扉を開閉する必要がないのがメリット。選ぶ際には、デザイン性はもとより、くぐり戸部分がペットのサイズに合っているかどうか、ストッパーなどの使い勝手も確認しておきたいポイントでしょう。
リフォーム向けドア 簡単な工事で使い勝手もアップ
扉そのものの機能とは少し異なりますが、リフォーム時に設置しやすい扉も多くみられるようになりました。大掛かりな工事が必要なく、既存の開口部に合わせ施工しやすいもの、開き戸を引戸に変更できるものなどがあり、工期が短いのが特徴でしょう。室内扉は、デザイン性や使い勝手はもちろんですが、性能や機能も重視したいポイントのひとつ。設置する空間での暮らし方や過ごし方を考慮して、必要に合わせた機能を持つタイプを取り入れるようにしましょう。いずれにしても、具体的な機能は、カタログだけでなくショールームで確認すること。実験コーナーや体験コーナーなどを用意しているメーカーもあるので、積極的に利用するようにしましょう。
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