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証券会社のキャッシュカードを活用する方法(2ページ目)

キャッシュカードと聞けば銀行を思い出しますが、証券会社の中にはキャッシュカードを発行しているところもあります。上手に活用すれば、銀行のカード並みに便利に活用することもできます!

市川 雄一郎

執筆者:市川 雄一郎

証券会社・ネット証券会社ガイド

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キャッシュカード発行の方法は!?

atm

ATMの時間外利用手数料もばかになりません

では、どうすれば証券会社からキャッシュカードを発行してもらえるのでしょうか。とても簡単です。証券取引を行うための証券総合取引口座を開設して、カード発行を依頼するだけです。

キャッシュカードにより入出金が可能になるのはMRF(マネー・リザーブ・ファンド)になります。MRFは銀行で言うところの普通預金のようなものとよく言われますが、普通預金同様に提携先のATMから入出金が可能となります。もちろん、MRFの残高の確認もできます。

引き出し額の限度額は証券会社ごとに違います。例えばキャッシュカードを発行しているSBI証券ではカードによる出金限度額は50万円までになりますが、野村證券の出金限度額は200万円まで設定可能となります。

また、提携ATMの数も会社ごとに随分と違います。提携ATMによっては、入出金できるものもあれば、出金しかできないものもあります。ATM利用手数料も一定時間は銀行と同様にかからない場合や、入金の場合はいつでも手数料無料という会社もあります。

さらに入出金ともに手数料は無料という会社もあります。先にも記載しましたが、証券会社のキャッシュカードによるATM手数料無料営業時間は、銀行のそれよりも長めの傾向にありますので、ぜひチェックして見てください。手数料は意外と馬鹿になりませんので、このようなポイントもぜひチェックしたいものです。

これから資産運用をする上で、公共料金の引き落としなどのように必ずしも銀行口座と同じように活用できるというわけではありませんが、普通預金と変わらず入出金ができる点や手数料無料の営業時間が長い点は非常に便利です。ぜひ証券会社のキャッシュカードの利点を上手に活用して、無駄な手数料の支払いを抑えましょう。
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