分かり易い男性からの社交辞令
現場で仕事をしていて、最近の20代、30代男子は優しい人が多いなあ、と感じます。もしかしたら同世代の女性よりソフトに空気を読める人も多いのかもしれません。そんな彼らとお酒の席で話しているとちょっとした本音を聞いてしまう事もあります。男性が女性に対して使う社交辞令……いくつか例を挙げてみますね。「しっかりしてるよね」
しっかりしてる……一見ポジティブに聞こえますが実は「隙がない」「可愛くない」という意味が含まれていたりもします。仕事でぼーっとしているのはNGですが、いつも肩に力が入っていると「可愛くない女」と思われてしまうのかもしれません。「個性的だよね」
ファッションやヘアメイク等、本人はポリシーを持って実行している事でも異性から見たら「浮いてる」「年相応じゃない」「一緒に歩きたくない」……そんな思いの裏返しかもしれません。「天然だよね」
天然=可愛いという意味で使う男性もいるかもしれませんが、その言葉の裏に「気を遣えない」「空気を読めない」という別の意味が潜んでいる可能性も。「〇〇さんに任せてけば安心」
一見「信頼してるよ」という意味に取れるかもしれないこの言葉。裏返して考えると「面倒な事はヨロシクね」という逃げの一手だったりもします。
「いつも元気だね」
10代の頃ならいざ知らず、ある程度の年齢になってからこの言葉を頻繁に言われるようになったら要注意。何故なら裏に「うるさい」「ウザい」という意味を含んでいたりもするからです。相手の言葉をいつも疑うのは疲れるし余り気分の良いことではありません。もし一瞬「ん?」と引っ掛かる言葉を掛けられた時はほんの少し立ち止まって自分のモロモロを振り返り、実害がないならポジティブに受け取るのもアリかもしれません。女性のそれに比べて男性の社交辞令は比較的分かり易くて深い意味がない言葉が多いようにも思います。