MVNOとは?

MVNOを利用すると、スマホ料金が安くなる

MVNO

スマートフォンの利用料金は馬鹿になりません。しかし、NTTドコモの回線を利用したMVNOサービスを利用することで、通信費用を大幅に節約することができます。費用としては、月額数百円からサービスを利用可能です。

MVNO(仮想移動体通信事業者)とは、NTTドコモなど既存の通信会社から回線を借り受けて通信サービスを展開している事業者のこと。参入コストが低いので、低価格で通信事業を行えます。MVNOのSIMカードを使うことで、通信料金を安くできるのです。

ただし、MVNOサービスを利用する上で注意点があります。まず、NTTドコモのMVNOサービスのため、NTTドコモのスマートフォン、もしくは、SIMフリースマートフォンでのみ利用ができます。つまり、このMVNOサービスを利用するためには、別途、NTTドコモから発売されているスマートフォンを入手する必要があるというわけです。MVNOサービスはSIMカードのみの契約となりますので、端末は自分で用意して、さらに、端末にSIMカードを挿して、APN(アクセスポイント)の設定も自分で行う必要があります。

そして、注意点として、通信速度制限があります。NTTドコモの通信プランにも、月額通信量(7GB、もしくは、3GB)の制限がありますが、MVNOサービスは、最初から通信速度を制限し、かつ月額通信量も制限して格安の価格に設定しています。各社で様々なプランがあるため、自分の通信環境に合わせた通信プランを選択し、月額の通信料金を大幅に抑えることができます。しかし、自分に合わないプランを選択してしまうと、不便なスマートフォンになってしまいます。

また、ドコモのスマートフォンによる制限があります。ドコモは、テザリングのAPNをspモード固定になっている端末があり、その場合は、MVNOサービスのSIMカードを挿した場合、テザリングの利用ができません。SIMフリースマートフォンの場合は、テザリング用のAPNを設定することで、テザリングの利用が可能です。

キャリア契約と違う利点として、2年縛り、3年縛りといった途中解約による解約金の必要がないことです。使いたい月だけ契約して、その後はやめることが可能です。また、いろいろなMVNOサービスを試しながら、自分に合うサービスを探すことが可能です。ただし、初期費用はかかりますので、注意が必要です。

MVNOサービスの最近のトレンドとしては、SMSサービスの提供があります。電話番号のみでメッセージのやりとりができるSMSですが、通信専用プランでは提供されないのが標準でした。しかし、このSMSが利用できないことにより、アンテナピクト(電波状況を示す1本~5本のアンテナ線)が立たずに、バッテリー消費が大きくなる事象があったため、通信専用のMVNOサービスでもオプションでSMSを提供するようになってきました。バッテリー消費が気になるユーザーには嬉しいサービスです。

うまく運用すれば、非常に便利なMVNOサービスです。それでは、各社のサービスをご紹介していきましょう。なお、SIMカードのタイプにより、運用しているスマートフォンの機種が違いますので、ご了承ください。

まず、nanoSIMを提供しているMVNOサービスを、ドコモのiPhone 5sにて試してみました。iPhone 5sにて、MVNOサービスを利用する場合は、「構成プロファイル」が必要となります。IIJmioは提供されていますが、日本通信と楽天ブロードバンド LTEは、アップルの提供しているアプリケーション「iPhone構成ユーティリティ」にて「構成プロファイル」を自作して利用しました。なお、OSのバージョンは、この記事を執筆している段階ではiOS 7.0.3です。今後、OSのアップデート等で、動作が変わる可能性があることをご了承ください。

各サービスは以下になります。