フレンチプレスコーヒーメーカーで知られるボダム
前回の「IFAレポート(2)キッチン家電編」でもご紹介したボダムの家電製品は、レッド、ライムグリーン、ホワイト、ブラックの4カラーでラインアップしているのが特徴。元々、ガラス製品を輸入販売していた会社でしたが、その後、オリジナル製品の開発もスタートし、フレンチプレスコーヒーメーカーやダブルウォールマグやキッチンツール、テーブルウェアへと幅を広げてきました。「e-bodum」の登場は電気ケトルから
そんなボダムに家電製品「e-bodum」シリーズが登場したのは、ここ数年のこと。ボダムといえばガラス製のフレンチプレスコーヒーメーカーで知られていますが、この「フレンチプレス」で淹れる場合、粗挽きのコーヒー豆を使い、お湯を注いだら4分待ってからバーを押してプレスします。とても簡単で、しかも甘くまろやかな香り高いコーヒー淹れられる方法なのですが、この“4分”を長いと感じる人もいるだろうということで、スピーディにお湯を沸かすことができるようにと電気ケトルを手掛けたのが始まり。今では、BISTROシリーズとして20品目のキッチン家電がそろっています。IFAの会場では、前回ご紹介したスライサーやジューサーのほかにも、焼き色が5段階に調節できるワッフル&ホットサンドメーカーやハンドミキサー、スタンドミキサー、電気式のフレンチプレスコーヒーメーカーなどが並んでいました。大型のスタンドミキサーはアクセサリーを付け替えることで肉を挽くこともでき、とても便利そう。日本のキッチンには少し大きいかもしれませんが、家族の多かったり、パーティを多く開く家、お菓子作りが大好きな人には魅力的だと思います。