ウィーン菓子の名店で学んだシェフが葉山に独立オープン
店名はドイツ語で「春」という意味。自店をオープンした新たな門出への思いと共に、高橋洋行シェフが15年修業した新百合ヶ丘「リリエンベルグ」のオーナーシェフ、横溝春雄氏への敬意が込められています。そのため、ウィーン菓子をベースにしつつ、ご年配の方もお子様も楽しめる、甘さを控えて季節の素材を活かしたお菓子を目指しています。
朝、ショーケースに沢山のお菓子を一度に並べることはせず、売れ行きを見ながら少量ずつ作り足す方針は、リリエンベルグから学んだもの。焼き菓子に、日保ちを長くするための脱酸素剤(エージレス)を入れないのも、お客様にできるだけフレッシュなうちに召し上がってもらいたいためです。
人気の「モンブラン」は、和栗の美味しい季節にしかいただけないスペシャリテです。今年もあとわずかですので、お急ぎください!
横浜生まれの高橋シェフは、「池ノ上ピエール」で3年、「リリエンベルグ」で15年修業。全国から多数の作品が出品されるコンテスト「ジャパンケーキショー2006」でも、グランガトーと呼ばれるホールサイズのケーキの味覚審査部門で、最高賞を受賞しています。
それでは、次のページから、「フリューリング」でぜひ食べてほしいお菓子をご紹介します。