家具・インテリア・デザイン見本市に行ってみませんか?

風景

IFFT/インテリア ライフスタイル リビングの会場風景(2012年)

毎年秋に開催される「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」。日本全国と海外から約320社が出展する国内最大級の家具・インテリア見本市が、11月6日(水)~8日(金)まで東京ビッグサイトで開催されます。この見本市はプロ向けで、300社以上のメーカーを一堂に見られる数少ない機会です。家具・インテリア業界に興味のある方や、インテリア業界で働いてみたいと考えている方には絶対におすすめです。

プレス

海外からもプレスが取材にきます(2012年プレスツアーの様子)。

最大のポイントは、家具・インテリアメーカーの説明を直接聞ける点です。通常のショップではなかなか聞けない、材料や製品の特性まで詳しく教えてもらえます。また製品を開発したデザイナーがブースにいることもあります。作り手の思いを聞くことで、インテリアをぐっと身近に感じることでしょう。今回も日本有数の家具産地である旭川や飛騨高山などから多くの家具メーカーが出展します。産地に直接行くのはなかなか大変ですが、東京ビッグサイトでまとめて会えるのです。

また家具だけでなく、カーテンやインテリア雑貨も出展しています。町中のショップは売り場面積の限りもあり、一定のテイストに絞り込んだ製品選びをしていますが、見本市では、クラシックからモダン、ナチュラル、チープシックなど、様々なスタイル・価格帯の製品を見ることができます。行きつけのショップでは気づかなかった、自分なりの新しいインテリアスタイルを発見することもできると思います。

来場は「事前登録」がお薦め

登録

事前登録の画面。IFFTのホームページから。

通常の入場料は2,000円です。ただし「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」(以下、IFFT)のホームページから事前登録すれば無料で入場できます。会場受付で記入の必要もなく、スムーズに入場できるのでおすすめです。登録すると事務局からEメールが送られてきますので、それをプリントアウトして会場受付に提出すれば、来場バッジをもらえます(主催者によると商談を行う方に限るそうです)。

東京ビッグサイトが初めての方に、簡単な交通案内です。東京ビッグサイトに行くには、新橋や豊洲から「ゆりかもめ」に乗り「国際展示場正門駅」で降りるか、池袋・新宿・渋谷方面からは、埼京線直通のりんかい線 新木場行きで「国際展示場駅」下車も便利です(ただし駅から少し歩きます)。東京駅の八重洲口、丸の内南口からは東京ビッグサイト行きのバスが頻繁にでています。少し変わったところでは、日の出桟橋 (JR浜松町駅徒歩約7分)から、水上バスが1時間に1本ほど出ていて30分弱の船旅を愉しめます。

東京ビッグサイトについたら、案内にしたがって「東4・5ホール」へ向かいましょう。当日は他にもいくつかの見本市が開催されています。特に西ホールへ行ってしまうと面倒なので、正面入口から左手へ向って東ホールへ行けばOKです。受付で来場者バッジをもらったら、さっそく会場に入ります。約320社もあるので、まずは案内マップを見て目星をつけましょう。会場はジャンル分けされ、国内家具、海外家具、インテリア小物・雑貨、ファブリックス、企画展などのコーナーがあります。開場は10時からで、初日は19時まで(夕方~19時はカクテルアワー)、2日目は18時まで、最終日は17時までとなっていますが、あっという間に過ぎてしまうので目当てのものから見たほうが懸命です。

はじめての見本市。注意点をいくつか。

インテリアショールームやショップとは勝手の異なる点をいくつかご案内します。
ファブリック

ファブリックスやインテリア雑貨もたっぷり見られます(2012年)。

1)商品は販売していません

各出展者のブースでは商品の直接販売はしていません。プロのバイヤーが対象なので、小売はしないのです。欲しいものが見つかった際は、各ブースのスタッフに尋ねれば販売店などを紹介してくれますので、後日そこから購入することが可能です。商品を間違えないよう、パンフレットやチラシをもらっておくといいでしょう。会場内は撮影禁止なので、スマホなどで商品を記録したいときは必ずブースの方の許可をとってください。

2)試作品も展示されています
プロ対象の見本市だけに、展示品の中には開発途中の試作品や参考出品も沢山あります。来場者の反応をみて改良を加えたり、製品化を判断するので、商品になるまで半年から1年以上かかりますから、気に入ってもすぐには手に入りません(商品化されないこともあります)。不便ではありますが、それだけにインテリアトレンドの最前線をいち早く知ることが出来るのですね。

3)海外メーカーの製品について
普段はなかなか見られない、レアな海外メーカーの製品を見られるのも、見本市の魅力です。今回も世界各国から約40社が出展する予定です。海外メーカーのブースは大きく2種類に分かれます。ひとつはすでに日本に輸入代理店をもっているメーカーです。もうひとつは、まだ持っていない(探している)メーカーです。購入が可能なのは、輸入代理店をもつメーカーと考えたほうがいいでしょう。ブースにいる代理店担当者に相談すれば、購入方法や価格などを教えてくれます。一方、代理店を持たないメーカーの場合は、海外の販売店を紹介してもらって、そこから購入するケースもあります。ただし、代金は先払いですし送料や諸経費などもかかるので、製品価格は安く感じても、トータルでは高くなります。なお展示現品についても、展示を目的とする一時的な輸入許可を受け、輸入・展示されている製品があり、見本市終了後に購入する場合は正式の輸入手続きが必要です。

次ページで、今年の見所をご紹介。