結婚式・披露宴マナー/結婚式のスピーチ・祝辞

友人による結婚式のスピーチ・祝辞(2ページ目)

結婚式のスピーチでは、無理に慣れない言い回しを使わず、ふだんの言葉遣いでOKです。ただし、あまりにも馴れ馴れしい口調やくだけすぎの話し方は避けるように。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

新婦へ贈るスピーチ・挨拶の文例

■幼なじみとして
新婦Bちゃんの幼なじみで、Dと申します。本当に幸せいっぱいのBちゃんは、今までで一番きれいです。Bちゃん、Aさん、おめでとうございます。Bちゃんのお父さま、お母さまにもお喜びを申し上げます。

Bちゃんとは幼稚園の頃からいつも一緒に遊び、よくままごとをしたものです。なぜかお父さん役が私で、Bちゃんはお母さん役がぴったりはまっていました。小さい頃から世話女房タイプのBちゃんは、料理がとても上手です。最近は腕も一段とあげたようです。

結婚する時は一緒にしようと約束したのに、なぜか私だけ取り残されました。Aさんにお願いします。今以上にもっとBちゃんを幸せにしてあげて下さい。そして二人で力をあわせて和やかな家庭をつくって下さいね。どうぞお幸せに!

【ポイント】
新婦との付き合いが長い場合は、ともに成長したことを題材に語るとよいでしょう。

■高校時代の友人として
Bちゃん、純白のウェディングドレスがとっても似合ってますよ。こんなにも美しい花嫁姿になるなんて、私も感激で胸がいっぱいです。Aさん、Bさん、おめでとうございます。ご両家の皆さま、おめでとうございます。私は高校時代からの友人で、Dと申します。

長すぎた春とは、あなたたちのためにある言葉のようですね。はらはら、どきどきのしどおしで、まわりの私たちもずいぶんと気をもませられました。BちゃんとAさんは高校一年から、相思相愛となり十年間も保ち続けた精神力の持ち主。その間けんかをしたり、悩みの相談も受けたものですが、今では懐かしい思い出です。

これからもずっと仲良くステキな家庭を築いて下さいね。本当におめでとう!

【ポイント】
共通の友人で、二人の馴れ初めを知っている場合は、題材にするとよいでしょう。ただしあまりプライベートな関係に踏み込み過ぎないように注意すること。

■大学時代の友人として
Bさん、Aさん、本日はおめでとうございます。私はBさんの大学時代の友人のDと申します。

いつもおっとりと優雅なBさんですが、意外とあわてんぼうのところがあり、レポート提出日を間違えたり、休講と知らずに学校へ来てしまったことも一度や二度ではありません。でも、そんなBさんのあわてふためいている姿は、おかしくもあり、かわいかったものです。

そんな天真爛漫なBさんが、卒業と同時にこんなステキな男性とゴールインとは、本当にうらやましい限りです。素適なカップルに心からのお祝いを込めて大拍手を贈ります。おめでとうございます!

【ポイント】
学生時代の思い出として、ユーモアをまじえて明るい雰囲気にまとめましょう。

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