Perl/Perlの基礎知識

開発用にWebサーバをインストールする方法(5ページ目)

PerlでCGIなどのWebプログラミングをする場合は、まず自分専用のWebサイトでテストしてからWebサイトに公開します。このテスト用Webサイトをパソコン内に設定する方法をWindowsとMacに分けて説明します。

井上 みやび子

執筆者:井上 みやび子

Perlガイド

Mac開発環境でWebサーバを使う方法

(Windowsでの設定方法にジャンプ)

Macの場合は、予めOSにWebサーバ Apache がインストールされているので、これを稼働させるように設定変更します。必要な作業は以下の2点です。

  1. システム環境設定で「Web共有」を有効にする
  2. CGI用に設定ファイルの変更

システム環境設定を開く

Macの「共有」設定パネルにアクセス

Macの「共有」設定パネルにアクセス

「システム環境設定」パネルを開いて、そこから「共有」を選んで下さい。

 


「Web共有」を有効にする

Macで「Web共有」を有効にする

Macで「Web共有」を有効にする

パネル左側にあるリストの「Web共有」にチェックを入れて下さい。これでWebサーバが使えるようになります。

 


CGI用の環境設定

次に、Perl プログラムがWebサーバ上で動かせるように、もう一つ設定を行って下さい。以下のファイルを書き換えます。 (USERNAMEは自分のユーザ名に読み替えて下さい。以降も同様。)
  • /private/etc/apache2/users/USERNAME.conf
このファイルは、Finderからは見えないので、ターミナルから以下の手順で編集を行って下さい(編集内容は次のページに記載)。
sudo su (この後自分のパスワード入力を求められます)
cd /private/etc/apache2/users/
ls (ファイルがある事を確認)
vim USERNAME.conf
(ここでファイルを編集)
exit (編集後にsuから抜ける)
もし、ターミナルから使えるエディタ(vimなど)に慣れていない場合は、一旦ファイルをFinderで見える場所にコピーしてから使い慣れたエディタで編集、編集後のファイルを元の位置に戻して下さい。この場合の手順は下記の通りです。
sudo su (この後自分のパスワード入力を求められます)
cd /private/etc/apache2/users/
ls (ファイルがある事を確認)
cp USERNAME.conf /Users/USERNAME/Documents/
(通常使うエディタで 書類フォルダの USERNAME.conf を編集)
cp /Users/miy/Documents/USERNAME.conf /private/etc/apache2/users/
exit (編集後にsuから抜ける)

>次は:MacでのCGI稼働のための設定内容
  • 前のページへ
  • 1
  • 4
  • 5
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます