“B & B”だもの!朝食ルームはとっても爽やかなインテリア
最上階のダイニングルームもゆったりとレイアウトされ、籐のチェアと整然とテーブルセッティングされた白い食器が印象的です。ただの白い空間なのですが、壁に飾られたモダンな金属のアートと窓辺に飾られたゴールドが混じったファブリイクが部屋全体に緊張感を生み出し、籐の椅子だけでは、野暮ったくなってしまうナチュラル感と均衡を保っています。実はこの食器は流通品のイケヤのもの、安価なものを使っていますが、廻りのインテリアとマッチしていて、エレガントさえ感じました。
美しい麻糸が織り込まれたファブリック
窓辺の美しい麻糸が織り込まれたトランスペアレントがとっても綺麗でした。薄いボイル地に織り込まれたざっくりとした麻糸が印象的で高価なものでした。カーテンだけではなく、ベッドカバー、クッションなど、ここ“Daphne Inn" で使われているファブリックは全て上質なもの、手を抜くことなくきちんとコーディネートされた空間になっています。
ここ“Daphne Inn" に宿泊し、B&Bに対する印象がすっかり変わりました。快適な空間に身を置くことは、旅をしているときの醍醐味といえます。都市ホテルにみられる、決まり切った部屋割り、特に豪華なロービーやラウンジ、大げさなサービスなどがなくても快適に過ごせることを知りました。快適な広さ、空調や浴室などの設備の良さと、さりげない気の利いた質の良いインテリアこそが宿泊の善し悪しを決めると確信しました。
<DATA>今回の素敵空間
「Daphne Inn Rome」