海辺で繰り広げられる、ちょっぴり背伸びした高校生の熱い絆
『マリンブルーの風に抱かれて』
■作者矢沢あい
■巻数
全4巻
■おすすめのポイント
今も昔も女性から大人気を得ている矢沢あいの初期の作品「マリンブルーの風に抱かれて」は、海辺に住む主人公、橘遥を取り囲む物語です。
■あらすじ
橘遥は地元の女子校に通う高校生。小学生の頃の初恋相手である有川亨と高校生になって再会して、そこから2人のストーリーがはじまります。
亨は父親の転勤でカリフォルニアへ小学生の頃渡り、サーフィンに没頭。そして、遥は従兄弟の清水一平と兄弟のように仲がよく、偶然サーフィンを通じて一平と亨は仲良くなり、2人とも遥に恋心を抱いていくのです。
全てのストーリーの舞台はビーチという設定で、遥がアルバイトしている喫茶店も海岸沿いにあるオシャレな店。その喫茶店は一平の父親の経営する店でもあり、家族や親戚、友達がみんな海辺に集まっています。
お嬢様学校に通う遥の制服もどこかクラシックで可愛く、そしてアルバイト中のカジュアルなファッション、ビーチに行くときのビーチファッション、そして女子校友達と出かけるときは可愛らしいワンピースと、矢沢あいならではの、ファッションも楽しめる漫画です。
漫画ですが、かなりサーフィンについて詳しく紹介されており、専門知識や用語も多く出てきます。
海が好きだったり、サーフィンが好きな方におすすめの漫画です。
海辺で繰り広げられる、ちょっぴり背伸びした高校生の遥や亨、そしてその仲間たちの熱い絆を感じてみてください。