男性に嫌悪感を抱かせない「香り」とは
異性の気持をふっと惹き寄せる……そんな恋愛の小道具として「香り」は昔から、東洋・西洋問わず様々なシーンに登場します。
それくらい、女性から漂う香りは、直接的に男性のハートに響くものです。
でも、香りは理屈ではなく直感や本能に訴えかけるので、使い方を間違えると嫌悪感を抱かせてしまいます。
せっかく高級なお寿司屋さんに誘ったのに、貴女が髪からも洋服からもフローラルな香りを盛大に漂わせていたら……。
繊細なお鮨の味わいが台無しになり、香り自体はいい香りでも、TPOのない女性という印象を残してしまいます。
きつい香りは、どんなにいい香りでも興ざめ……香りはあくまでも「引き算の美学」が大切です。
身体につける香水やコロンなどは、ごく少量を耳たぶの裏と手首に付ける程度に。
笑って首をかしげた瞬間、話しながら手をひらひらさせた瞬間にふっと漂う位のほうが好感度は高いものです。
香水を付ける時は、それ一つで勝負。
香水を付けないならシャンプーやコンディショナー、ボディシャンプーなどをお揃いの香りで揃えて使いましょう。
香りの上級者テクニック
そして、意外と「お!いいね」と言われるのが、身体以外の物につける香り。いつもはメールでも、誕生日のカードやちょっとしたお礼のカード、書類に添える一筆箋など、紙製品に香りを付けて贈るのが、香りの上級者テクニックです。
平安貴族も恋文にする和紙に香をたきしめて使用していたとか。
ハンカチに香りを付けて、さりげなく「これ使って!」と渡すのもいいでしょう。
貴女自身の香りだけではなく、貴女が手渡した物からほんのりといい香りが漂ってくる……こんな演出に男性は「いいな」「奥ゆかしいな」と思うことが多いのです。
あくまでも、やり過ぎない程度に自然に……がポイントです。