入場料無料の太っ腹施設
横浜市の中心部、桜木町の駅から徒歩15分ちょっとで行けるお手軽な動物園、野毛山動物園はなんと今どき入場料無料の太っ腹施設です。横浜市に3つある市営動物園のうち、最も古い歴史を持つ動物園で、昭和26年にオープンしました。実に60年を超えて市民に愛されている動物園です。
市の中心部にあるため、面積はそれほど広くなく、そのコンパクトさがまた魅力でもあります。
あまりに広いと歩き疲れてしまいますが、ここはちょうどいい感じで一通り動物を見て回れます。
ものすごく珍しい動物はいませんが、昔からの動物園らしい動物がたくさんいます。
ライオン、シマウマ、キリン、トラといった人気者はすべてそろいますし、可愛い顔がチャームポイントのレッサーパンダもいます。
特筆すべきは、フタコブラクダのツガルさん。なんと、日本一長生きしているラクダだそうで、30歳を超えているんだそうです。長寿を願った千羽鶴がファンから贈られるなど、園の人気者です。
ほとんど座っているような状態に見えますが、時々、大きな体を持ち上げる様子は「どっこいしょ」という声が聞こえそうな雰囲気!おばあちゃんらしさが可愛いラクダさんなのです。
横浜市内の幼稚園や小学校の遠足スポットとしてもおなじみの野毛山動物園ですが、
お楽しみはやはり、小動物とのふれあいコーナー。
「なかよし広場」という名前のエリアで、モルモットやハムスターを抱っこしたり毛をなでたりして可愛がることが出来ます。土日など、多くの子供たちが嬉々として動物を触る様子はまさに圧巻ですよ。動物の数が半端なく多いのです…
春には満開の桜が見事な園内はお弁当を持って、家族で花見するのにも最高のスポットです。
みなとみらいエリアでオシャレに過ごしたあとは、のんびりレトロな野毛山動物園で癒されるのもなかなか意外なコースで楽しいのではないでしょうか。
■野毛山動物園
住所:横浜市西区老松町63-10
電話番号:045-231-1307
入園料:無料
開園時間:9:30~16:30(入園は16:00まで)
※5月3日~6日は、9:00~17:00(入園は16:30)
休園日:毎週月曜日(祝日にあたる場合は、翌日)、12月29日~1月1日
※5・10月は無休
なかよし広場の開園時間:9:45~16:15
HP:www2.nogeyama-zoo.org/
※データは記事公開時点のものです。