今なお強いファンがいる、社会現象にまでなった作品
■作品名あしたのジョー
■作者
ちばてつや
■原作
梶原一騎
■巻数
全20巻
■おすすめ理由
60年代の少年まんがって、いろいろあるのですが、
「あしたのジョー」は衝撃的な作品でした。
■あらすじ
ドヤ街にふらりとやってきたジョー(矢吹丈)。
ジョーに格闘の才能がある、ボクシングをしないかと、
元ボクサーの丹下のおっちゃんが誘いかけます。
その時は、笑って相手にしないジョー。
少年院で力石に出会い、生涯のライバルとして、ともにボクシングで闘い、
減量する、そして命を懸けて闘う。
ライバル力石の死。
少年院出の少年が、いつの間にかチャンピオンを目指すボクサーに……。
ボクシングを続けるには過酷な減量、
そして数々受けるパンチにより、パンチドランカーに。
数々の強敵を倒し、最後に世界チャンピオンに挑むジョー。
ホセ・メンドーサ、姿かたちは紳士的だけど恐ろしく怖い男。
その男と闘い、死闘を繰り広げ、最後に判定で負けはしたものの
真っ白な灰になって、燃え尽きるジョー。
この時、リンクでジョーは死んでしまったのか?
リンクに座ったまま目を閉じるジョー。
世界チャンピオンと互角に闘い、判定では負けたが
ホセは恐怖のためか、髪が真っ白に……。
そしてジョーは安らかな顔で、リンクサイドに座って、「真っ白な灰」になるのだ。
社会現象にまでなった作品で、尾藤イサオの主題歌もテレビアニメでヒットした。
アニメにもなり、映画にもなって、今なお強いファンがいる作品。
ボクシングに青春をかけた不良少年。
ハングリーな生き様を描いた不朽の名作。