アラサー女性たちの恋模様に共感
『ロマンスが必要』&『ロマンスが必要2』
韓国ドラマにしてはきわどいラブシーンも。ドキドキが止まらない
そういった背景を知らないで見ると、ちょっと衝撃を受けるのが『ロマンスが必要』。アラサー女性3人の恋やセックスの悩みをリアルに描いた、韓国版『SEX and the CITY』と称される作品で、韓国ドラマらしからぬ、きわどいラブシーンや、性に関するセリフも頻繁に出てきます。
登場するのは、自由恋愛主義の女、バージンで恋愛初心者の女。そして物語の中心となるのは、結婚を口にしない彼氏に業を煮やす女です。彼氏の浮気を知って別れようとするも、長年の情からすっぱりと別れられずに、もがくヒロインに「こういう気持ちわかる~」と共感する人も多いはず。優柔不断な彼氏役のジョンフンと、年下の新恋人役のチェ・ジニョクも甲乙つけがたいカッコ良さで、2人の間で揺れるヒロインの気持ちになって、ドキドキが止まりません。
さらには、アラサー女性3人、結婚願望のない彼氏、という設定のみを残し、キャストも内容も違う続編『ロマンスが必要2』もおススメ。未来が描けない彼氏との恋愛をあきらめ、セックスフレンドと割り切ろうとしたり、新しい恋を始めてみたりと、奔走するヒロインは、韓国ドラマのヒロインにしては我が強いのですが、自分に正直であろうとする姿に好感を抱きます。ラストに近づくにつれて、せつない展開も用意され、胸キュン&涙しちゃうこと必至です。