世界初のリッツカールトン・リザーブ
映画「ハングオーバー2」では、ビーチウエディングの舞台として使われました。結婚式シーンを彷彿とさせるこちらの写真はウエルカムロビーです
サンセットビューのビーチにはバーがあり、夕暮れ時になるとゲストが集まる
今、クラビで最もラグジュアリーなホテルといえばこちら、プーレイベイ・リッツカールトン・リザーブ。この“リザーブ”というラインは、リッツカールトンの最高峰ブランドとされており、「世界の隠れたエキゾチックな聖地を楽しむ人のための特別な場所」というコンセプトを掲げています。実はそのリザーブライン、何とここクラビが世界初。映画「ハングオーバー2」に登場したことで、世界中にその存在が知られることとなりました。現在はプエルトリコにもう一軒、同じブランドのホテルがあります。
さて、プーレイベイはアンダマン海を臨む広大な敷地の中に、客室が54室のみという贅沢な造り。かの有名なピピ島よりさらに美しいと言われているホン島への無料シャトルボートがあるのも人気の理由です。
海に面した大きなスイミングプールもリゾートの魅力
ところでクラビへは、バンコクから国内線で移動します。便数も多く、例えばバンコクエアウェイズは1日にバンコク~クラビ間を3往復しています。クラビといえば石灰岩の岸壁とジャングルに囲まれた未開の地、というイメージが強いのですが、実際、多くのビーチリゾートが、その複雑な地形により陸路からの経路が険しい為、スピードボートで海からのアクセスのみとなっています。その非日常感がリゾーター達の心を掴んでいるようです。
モロッコスタイルのゴージャスなゲストルーム
大人4人が縦にも横にも寝られるぐらい大きなベッドが特徴的。インテリアは細部に至るまで手抜きがなく、こだわりが感じられます
アウトドア・バスタブの存在はいかにも常夏のリゾート
プーレイベイの客室カテゴリーは5つ。中でもお勧めなのがリザーブ・ヴィラ。中に入るとまず目に飛び込むのが4メートルもある巨大なベッド。ベッドマットやベッドリネンも特注で、異常なほど寝心地が良い! 寝室の背後には大きな花の形のバスタブ。その両サイドにシャワールームとウォークインクローゼットがあります。さらに前方に行くと豪華なバスアメニティが揃った洗面台が、その外を見るとアウトサイドバスタブまで完備。
寝室からはプライベートプールを眺めることができます。大理石をふんだんに使い、自然光を取り込む工夫がなされたモロッコ調のインテリアは、基本的にビーチ・ヴィラを除く全てのカテゴリーに共通。お勧めのリザーブ・ヴィラより上のカテゴリーでは、オーシャンビュータイプのロイヤル・ビーチ・ヴィラも素晴らしいお部屋です。
バスタブのデザインもイスラム建築を思わせる
また、全てのヴィラにバトラーサービスが付いているのもこちらのリゾートの特徴。チェックインからチェックアウトまで担当バトラーがサポートします。坂道の多い敷地内の移動は、バトラーを呼んでカートで行うのがスムーズ。レストランやスパ、プールなどを利用する際も、ピックアップの時間を先に告げておくと迎えに来てくれて便利。