骨盤の歪みは肩こりや頭痛につながる

骨盤の歪みは椅子に座っている時に感じやすい人も多いようです

骨盤の歪みは椅子に座っている時に感じやすい人も多いようです

骨盤の歪みは、体にさまざまな不調をもたらすということは、よく聞くことであると思います。体に何かしらの不調を感じている人の骨盤は、少なからず歪みが生じているケースが多いように思います。

骨盤の歪みといっても、ひとつのパターンだけではないため、全ての人が同じように歪むわけではありません。しかし、肩こりや筋肉の緊張による頭痛が生じやすい歪み方がいくつかあります。

骨盤の歪みで背骨も歪む?

背骨の歪みを気にしている人もとても多いです。背骨の土台部分は骨盤になります。骨盤の中央に三角形の仙骨(せんこつ)という骨があります。仙骨と背骨の腰椎部分が関節をつくることで、骨盤と背骨が繋がっています。

そして、背骨にはカーブがついていることもご存じの方が多いと思います。背骨のカーブは、腰の部分では前方へのカーブがついています。胸部の辺りでは、後方へのカーブがついていますが、首の部分では、腰と同じように前方へのカーブがついています。

この生理的なカーブが保たれていることが、健康を考える上での目安となっています。土台である骨盤が歪むと、その上にある背骨にまで影響してしまい、背骨のカーブが変化してしまい、結果的に健康を損ねる場合があります。

背骨のカーブが乱れると頭部の位置がズレる

背骨のカーブが変化するといっても、必ずしも変形するわけではありません。多くの場合は、背骨に付着している様々な筋肉の緊張度合いにより、見かけ上、背骨のカーブが変化して歪んでいるように見えるのです。ただ、長期化すると、変形につながる可能性もゼロではありません。

骨盤が歪み、背骨を支えたり、背骨の関節の動きに関する筋肉が部分的に硬くなってしまうと、頭を支える首の筋肉や腕の動きに関わる肩甲骨周り・胸部の筋肉のコリを生じさせます。

肩こりが起こると頭の位置も正常位置からズレてしまい、さらに頭頸部の筋肉に負荷のかかるようになることがあります。後頭部の鈍痛や頭の周囲をしめつけるような痛みを感じるようになります。

骨盤の歪みチェックとエクササイズ

肩こりや頭痛につながりかねない筋肉の緊張を起こす骨盤の歪みがないかどうか、簡単なチェックを行ってみましょう。簡単なエクササイズもご紹介します。

柔らかい布団の上だとチェックしにくい場合があります

柔らかい布団の上だとチェックしにくい場合があります

1. 仰向けに寝転がります。なるべく力は抜くようにして下さい。










腰の様子を見ながら少しずつ両下肢を挙げて下さい

腰の様子を見ながら少しずつ両下肢を挙げて下さい

2. 両足をそろえて、お腹に力を入れると同時に両下肢を持ち上げます。持ち上げる際は、膝は伸ばしたままです。少しだけ床から下肢を浮かせるよう意識します。

この時「重くて持ち上がらない」「お腹にかなり力を入れてやっと少しだけ持ち上がった」などの感覚を覚えておきましょう。




ここで骨盤の歪みがあればエクササイズを行います

ここで骨盤の歪みがあればエクササイズを行います

3. 今度は、腰と床の隙間部分に両手を挟み、「2」と同じように両下肢を持ち上げてみましょう。

「2」と比べて、軽々持ち上がった場合や、簡単に上の方まで持ち上げることができた、という場合は、骨盤の歪みがあり、背骨のカーブに影響を与えている可能性があることになります。

その場合、「1」の寝姿勢に戻り、腰部を床に押しつけるようにお腹に力を入れ5秒間止めます。これを5回ほどくりかえしましょう。


エクササイズが成功すると下肢が軽く挙がります

エクササイズが成功すると下肢が軽く挙がります

4.再度、「2」を行ってみます。軽々両下肢が持ち上がるようであれば、骨盤の一時的な調整ができたということになります。

毎日のエクササイズとして、寝る前などに行い、骨盤と背骨の関係を良いものにしていきましょう。



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