愛され続けてきた日本の伝統文化
江戸時代の寛政12年の創業以来、200年以上にわたり、日本と京の雅と遊びを今に伝える、カルタの老舗が「大石天狗堂」です。
同店の小倉百人一首「標準」は、社団法人全日本かるた協会の唯一の公認カルタとして、
全国のかるた会で用いられています。
また、毎年正月に滋賀県近江神宮で行われる「かるた始めの儀」に百人一首を奉納、
同社で催される競技かるた日本一を競う名人戦・クィーン戦にも「大石天狗堂」のカルタが用いられるという名実ともにカルタの名店です。
「大石天狗堂」の取り扱う商品は、京の都に根付いた生活に潤いと知的刺激を与えるゲームの数々。
百人一首はもとより、いろはかるた(犬棒かるた)、京いろはかるた、源氏かるた、源氏貝合せ、花かるた(花札)、うんすんかるたなど。
なかでも、光琳かるたは、元禄時代の芸術家・尾形光琳が描いた百人一首を同店が復刻したもの。優雅にカルタを楽しむための逸品として知られます。
古くから大人にも子供にも愛され続けてきた日本の遊びであるカルタ。そんなカルタを求めれば、後世に伝えていかなければいけない伝統文化を学ぶことにもつながるでしょう。
■大石天狗堂(オオイシテングドウ)
住所:京都府京都市伏見区両替町2-350-1
電話番号:075-603-8688
営業時間:9:00~18:00
定休日:土曜、日曜、祝日
HP:www.tengudo.jp/
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