出産の基礎知識/出産体験談

母、姉、難産のサラブレッドです

自分が難産だろうということもわかっていました。なぜならば、母親が全く同じ体型で難産、姉も同じ骨盤で出産の際にバルーン、海綿などを使っての難産だったからです。私の出産までの道のりを紹介します。

投稿記事

難産な家系の私の出産

かなりの難産でした。
そして自分が難産だろうということもわかっていました。
なぜならば、母親が全く同じ体型で難産、姉も同じ骨盤で出産の際にバルーン、海綿などを使っての難産だったからです。

出産までの道のり

出産予定日を過ぎても全く子宮口が開かず、医者に歩け、雑巾がけしろと言われる。
(親と姉がやはり先生から「階段の上り下り」を命じられていたので、「そりゃそうだわ」と、医者へ身内がそうだったと経緯を伝える)

ひたすら何キロも歩く(おそらく人生で一番歩いた)……が変化なし。

予定日過ぎること4日後、再び検診にて促進剤を使い、明日出産に入ると告げられる。
そうだろうと予想し、入院バッグを持っての検診だったために、そのまま入院。

午後から微弱陣痛が始まるが、変化なし。
夜は暇だったので、出産後のママと友達になり、合宿気分。
そこで、「明日は辛いよ」との経験ママからの声で身を引き締める。

次の日、朝から促進剤の投入→バルーン投入→海綿体投入のフルコースで、無理やり陣痛を起こすが痛みだけで、赤ちゃんは下りてこず。
時々、あまりの痛みと疲れで気絶。

夕方、これはおかしいと医者の指示により、レントゲン撮影。
緊急帝王切開の準備に入ると言う。

すると、赤ちゃんの頭蓋骨が、骨盤に挟まり下りてこられないことが判明。
(この陣痛に苦しむ最中、撮りに行ったレントゲン室にて看護師さんとレントゲン技師さんが合コンの打ち合わせをしている会話を聞き、私の苦しみも病院では普通のことだとビックリする)

ビックリが良かったのか、バシャーンとお腹の巨大水風船が弾けたかのように破水。

すると、居場所を失った赤ちゃんが苦しみお腹の中でギューギュー暴れだし下へ移動、骨盤がメリメリ、バキバキ、と音を立てて開きだす。

看護師さん「子宮口、10cm!」と分娩台へ移動。
夫、立会いのもと、無事赤ちゃんが生まれるが、赤ちゃんの顔は狭い骨盤を無理やり押し広げ、通った為にボクサーの様に顔面擦り切れ、頭は頭蓋骨の形を長細く変えて尖がって生まれてきました。

その後、徐々に赤ちゃんの頭蓋骨は普通の形に戻りました。

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