今では良い思い出になった二度の帝王切開
一人目を緊急帝王切開、二人目を予定帝王切開で産んでいます。■一人目の緊急帝王切開
一人目の時は、予定日を数日過ぎた夜中、陣痛がやってきてタクシーで病院に行くも、まだまだ子宮口が開いていないと言われ、明るくなってから病院の周りを散歩したり、階段の上り下りをしたりと半日ぐらい。
やっと子宮口も開いてきて、陣痛の間隔も短くなり、そろそろかな……
という時に赤ちゃんの心音が乱れてきたと看護婦さん。
このままだと赤ちゃんが危険だということで、急遽帝王切開となりました。
麻酔はされましたが意識がある状態で、痛みはないけれどお腹に何かされているなという感覚が続いて、赤ちゃんが取り出されました。
赤ちゃんの泣き声を聞いてほっとした記憶は確かにあり、赤ちゃんの顔もきちんと見せていただいたと思います。
それから、術後の処置については意識も失う麻酔になったので、気がついたら次の日?昼間?という感じだったと思います。まだ意識はぼーっとしていて、きちんと起きられて赤ちゃんと再度対面したのは出産から二日後でした。
■そして二人目、予定帝王切開
今度は別の病院でしたが、一人目が帝王切開ということで、一応、予定帝王切開の日にちは予定日より前に設定し、それより前に陣痛が来たら、自然出産も考えましょうという病院でした。
そして、手術の日までに陣痛はなく、予定帝王切開日。
手術日の前日お昼から病院に入院し、絶食。お腹の中を空っぽにするということで、手術直前には浣腸もありました。(帝王切開で何が辛かったかといわれれば、手術よりも麻酔よりも、この浣腸が私には辛かった!)
予定帝王切開のため、麻酔専門の先生も来てくれたおかげか、前回痛かった脊髄麻酔もあまり痛みを感じず、またお腹を触られているという感覚もないけれど、きちんと意識はあって赤ちゃんを取り上げてもらい、きちんと対面して。また、眠るように意識を失って、数時間後気がつきました。
今度は、陣痛がなかったからか、緊急ではなかったからか、はたまた麻酔が上手だったからか、目が覚めてからもそれほどだるさや痛みもなく。
赤ちゃんともすぐ対面でき、上の子や旦那とも話ができ、帝王切開二回目の回復は、とても早かったです。
自然分娩ができなかったことを悔やんだとこもありましたが、子供も小学生となった今では、それも良い思い出。育てることの方がもっともっと、長くて大変ですから。