乾杯スピーチの頼み方
乾杯のスピーチを依頼する人には、誰が主賓挨拶をするのかも伝えておくといい
依頼する時に伝えたいのは、主賓スピーチと同様、持ち時間と話して欲しい内容です。持ち時間は主賓スピーチよりもやや短め、3分程度が妥当です。また、主賓スピーチ、乾杯スピーチと続くので、主賓スピーチは誰が行うのかを伝えておくと、スピーチの内容のかぶりが防げ、乾杯の発声をする人も助かるはずです。
なお、乾杯のご発声をお願いした方へも「お車代」として1万円程度をお渡しするのがマナーです。
その他のスピーチの頼み方
主賓、乾杯以外でスピーチを頼む場合も、できれば招待状をお渡しするタイミングで依頼をするといいでしょう。依頼をする時には、持ち時間と話して欲しい内容、他にどんな人がスピーチをするのかを伝えておきます。友人や同僚などに頼む場合、失敗談や下世話な話など、あまり話して欲しくない内容があるのなら、念のために伝えておいたほうがいいでしょう。また、プログラムが決まったら、披露宴のどのタイミングで出番が回ってくるのかも伝えておきます。スピーチ経験者には「緊張していて、食事が喉を通らなかった!」という人が意外に多いよう。落ち着いて披露宴を楽しめるよう、事前にどのタイミングで出番が回ってくるのかを知らせておくのは、最低限のマナーとも言えます。
お礼に関してはケース・バイ・ケース。会社の上司や恩師などであればお礼として3000円~5000円程度を包む場合もありますし、気の置けない友人であれば後日に食事をおごったり、新居に招いたりして、お礼の気持ちを表すのでもよいでしょう。