【奥様会を乗り切るコツ1】まずはしきたりに従う
上戸彩演じる花の場合も手土産のブランドにも配慮していたように、まずは、そのグループのルールに従って、無難な行動を心がけましょう。また会の中での序列は夫の肩書に従うのがしきたりで、ここではあくまでも妻は夫の付属品。いろいろ言いたいことはあっても、夫の立場が悪くならないよう、目立たぬように控えめにしているのが王道です。半沢花の場合も、副支店長夫人に嫌がらせを受けたりしますが、夫の立場やキャラクターを理解して、周囲のゆさぶりにも動じない様子を見せていました。この辺りは花を見習って、「目立たず邪魔にならず、しかしバカにされない」という微妙なさじ加減を身につけましょう。
【奥様会を乗り切るコツ2】適切な距離感を保つ
夫同士が同僚、しかも社宅住まいとなると、仲良くなる妻友もできるかもしれません。しかし、仲良くなったからと言ってあまりに家族のプライベートのことや、だんな様の愚痴、会社への文句を話すのは避けましょう。夫同士が知らない関係なら「うちの夫ったらねぇ」などとだんな様の欠点や失敗談がその場限りの笑い話に終わりますが、夫同士が知り合い、しかも同じ職場となるとそうはいきません。妻友からその夫へ。そしてその夫から会社の人々へと、だんな様の悪い評判が瞬く間に広がってしまいます。そしてそれが、だんな様の足を引っ張るようなことにもなりかねません。
いくら親しくなった人でも適切な距離感を持ってつきあい、話題には十分注意をしましょう。プライバシーは極力明かさず、その場に併せてどんな話題でもつなげられるように、普段から趣味、社会の話題など、子育て以外の幅広い引き出しを持っておきましょう。絶対に夫の仕事の内容には口を出さないのが鉄則です。