短期ホームステイで起きた、ある意味貴重な経験
学生時代の一人旅で、寒い冬場にロンドンとパリに滞在しました。少し長めで3ヶ月、パリに滞在した時の事です。
短期ホームステイでフランス人マダムのアパートをお部屋借り。
良い経験になるかもしれないし、ホテルより安くて、フランス語の勉強にもなるから頑張ろう、などと思っていたのですがこれがとんでもなかった。
まず、お風呂場(シャワー)の脱衣所に扉がドアごと、外されていました。
これは下見をした時にチェックしなかったのですが、まさか扉を外しているとは! 思いつきもしなかったのです。
なぜ?!とパニックでしたが未だに理由は不明です。
そして! キッチンの電気が10ワットでした!
料理をしていても正直手元がよく見えなくて、自分でも笑ってしまいました。
そして!
私が借りたお部屋を、マダムは使っていました!
あのー、プ、プライバシーはどこに……。
借りていたお部屋の中で、マダムはアイロンをかけていました(鼻歌まじりで)
どれも、3日間の中で起こった事で、結局すぐにお部屋貸しは解消して頂き、安いホテルを見つけて移動した、という結末でした。
今思い出すと笑ってしまいますが、当時は真剣そのもので、そしてそのマダムが怖かった……なんて思い出すと涙がでましたよ。
このある意味貴重な経験で学んだ事は、「あれ、違うかな、とおもったら自分の勘を信じてみる」ということですかね~。
あのままあそこに居たら、嫌だけど慣れてしまうことにエネルギーを注いだかもしれませんが、途中でやっぱりちょっと違う、と思ったので。
もっと早い段階で変かな、と感じたらその段階でやめたほうがいい、ということでしょうか。
フランスは素敵なところですが、反面ブラックな人や場所も(どこにもあるように)存在しますので特にパリは注意が必要ですね。