コンビニスイーツを語る上で欠かせないのが、ローソンの「プレミアムロールケーキ」。2009年の発売以来、販売数は1億9000万個を突破。いまだに圧倒的な支持を獲得している背景には、どんなストーリーが隠されているのでしょうか。

素材と製法への徹底したこだわり

ローソンのプレミアムロールケーキ

コンビニ各社が類似商品を追随した、ローソンのロールケーキ


「プレミアムロールケーキ」は、クリームのおいしさにこだわって開発された一品だと聞いています。ローソンのオリジナルスイーツブランド「Uchi café SWEETS(ウチカフェスイーツ)」設立にあたり、事前の市場調査では女性のコンビニスイーツに対するイメージとして「クリームがおいしくない」という声が多く寄せられたことも背景にあります。

「従来のコンビニスイーツは流通や日持ちの問題から植物性油脂のクリームがメインに使われていましたが、純生クリームを用いてパティスリーのようなホイップクリームを実現させようとしたのが『プレミアムロールケーキ』の始まりでした」(株式会社ローソン ベーカリー・デザート部 鈴木嘉之氏)。

現在のプレミアムロールケーキに使われているのは、200種類ものクリームを試した結果選ばれた3種類のブレンドによる特製クリーム。そしてスポンジには、一流パティシエ御用達の製粉メーカーの「宝笠印」の小麦粉を使い、しっとりとした口溶けに仕上げています。

さらに、カットしたロールケーキを寝かせて包装するというパッケージも、味へのこだわりを追求した結果から生まれたもの。

「乳脂肪分の高いクリームをたっぷりと巻き込むには、機械で生地を巻くのは不可能。そこで生地を先にカットして容器に入れ、そこに手作業でクリームを絞り込むという製法に辿り着きました」(鈴木氏)。

ローソンのプレミアムチョコロール

チョコには、「バリーカレボー」の最高級チョコレートを使用


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