釜山の主要エリア
釜山は大きく4つのエリアに分けられます。同じエリア内にあるスポットから順に観光していけば、移動時間も節約できいいですよね。では、それぞれのエリアの魅力と観光スポットをご紹介します。
南浦洞エリア
釜山に来たら絶対見に行ってほしい「ジャガルチ市場」。おばちゃんたちの威勢のいい声が飛び交っています
釜山一大きな繁華街で、一番見どころの多いエリアでもあります。高さ120メートルの釜山タワーがある「龍頭山公園」や、韓国一大きい魚市場「ジャガルチ市場」、ないものは無いという「国際市場」、毎年秋に行われる釜山国際映画祭の舞台にもなる「PIFF市場」など、釜山に来たら絶対見るべきスポットが密集しています。「PIFF市場」周辺には、カフェやブティック、食堂、屋台などもたくさんあり、ショッピングもOK。また、「ジャガルチ市場」では、新鮮な刺身を食べるのをお忘れなく! このエリアの主要スポットは、とても近い位置にあるので徒歩でも十分回れますよ。
西面エリア
西面エリアには、名物の「デジクッパプ」の食堂が並ぶストリートもあります
地下鉄1号線と2号線が交差する主要駅があるほか、釜山のバス路線の約3分の1はこの場所を通過する釜山の中心的なエリアです。観光スポットはそれほど多くはないですが、デパートやファッションビルがたくさんあるので、ショッピング向けエリアといえます。地下鉄“西面(ソミョン)駅”のすぐ近くにあるロッテ百貨店の8階には、「ロッテ免税店」も入店しているので、ブランド品ショッピングもできます! さらに、地下鉄中央路沿いには、釜山名物のデジクッパプの食堂がずらりと並ぶ「デジクッパプ通り」もあるので、お腹がすいたらぜひ立ち寄ってみてください!
海雲台・広安里エリア
ただ座って眺めているだけでも気持ちいい美しいビーチ
釜山と言えば、やっぱりビーチは外せないスポットです。代表的なビーチとして、「海雲台ビーチ」と「広安里ビーチ」の2つがあります。夏は全国各地から海水浴にやってくる人たちでもういっぱい! 砂浜が見えないくらいビーチパラソルがたくさん並ぶ光景は、毎年テレビでも放送される夏の風物詩です。
海雲台ビーチは、周囲にパラダイスホテルをはじめとする高級ホテルが多く、どちらかというと、よりリゾート色の強いビーチというイメージがあります。付近には「釜山アクアリウム」や世界最大の百貨店としてギネスにも登録された「センタムシティ」、免税ショッピングを楽しめる「パラダイス免税店」など、見逃せないスポットがたくさんあります。
広安里ビーチは、地元の人たちがよく遊びに来る地元のビーチといったところ。ここには、国内最長の「広安大橋」があり、夜はライトアップされるのでとてもキレイ。浜辺に座って夜の海を眺めるカップルの姿もちらほら。
トンネエリア
「虚心庁」で1日温泉びたりになるのはどうでしょう?
トンネは、韓国各地にある温泉の中でも、一番人気の温泉地です。「え!? 韓国にも温泉があるの?」と思う方も多いのでは。確かに温泉はあるのですが、日本のように、伝統的な温泉旅館に露天風呂……ではなく、どちらかというと、大型健康ランドのような施設が多いのが特徴です。最も有名な「虚心庁」という施設は、檜風呂や洞窟風呂など、なんと40種類ものお風呂があり、東洋最大規模の温泉施設。トンネエリアで温泉を楽しむならココへどうぞ。また、温泉の他、新羅時代に創建された禅寺「梵魚寺(ポモサ)」も、ぜひ見ておきたいスポットです。