確執があると、しんどいワケ
ママが大好きだからこそ、生まれる苦しみがあります
「こんな風にだけは、なりたくなかったのに」。どれだけそう強く願っても、現実は形を変えて似たような結末を招き続ける。頑張れば頑張るほどむしろ、それが強くなっていくような気がする。そして最後には「結局、私はあの親から逃れられないんだわ」と余計に苦しくなってしまう。
この問題の原因は、乱暴ないい方をすれば「あまりいい見本ではなかった」というだけに過ぎません。そして、この悪循環を解消する方法は、いまの自分に合った新しい見本を見つけ、自分の中に取り込むことなのです。そのためには、まず新しいよい見本を見つけることが必要となってきます。
子どもはみんな真似るのが上手ですが、その機能がある理由のひとつとして、模倣する(真似る)ことで明確にパターンを自分の体で覚え、脳にインプットしているとも考えられるのです。
そう、脳のプログラムを変えていくためには、まず行動を変えなければならない。言い換えれば、潜在意識は人間の体の動きによってしか、プログラムを記憶できない構造をしていると覚えておいてください。
新しいよい見本、それはなぜ必要なのでしょうか?