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LCC「ジェットスター」 サービスと使いこなし(2ページ目)

日本各地、そして海外に就航ネットワークを広げる国内「LCC」(格安航空会社)の1つ、「ジェットスター・ジャパン」。成田空港および関西空港を拠点に、東京(成田)、大阪(関西)、札幌(新千歳)、福岡、沖縄(那覇)をはじめ、地方路線にも就航しています。記事では、LCC利用時に心配の手荷物、チェックイン(搭乗手続き)、予約変更とキャンセルなど、ジェットスターの国内線を利用する方法をわかりやすくご紹介します。

シカマ アキ

執筆者:シカマ アキ

飛行機の旅ガイド

 

ジェットスターの「手荷物」システムをよく知っておこう

LCCを利用する際に最も心配なのが「手荷物」という人も多いはず。手荷物について賢く知っておくことで、旅行ごとに最適な運賃をスムーズに選ぶことができます。

■「Starter」
・機内持込手荷物が7kgまで無料
・受託手荷物は有料

■ ちゃっかりPlus
・機内持込手荷物が7kgまで無料
・受託手荷物は10kgまで無料
(※ 国際線の場合は20kgまで無料)

■ しっかりMax
・機内持込手荷物が7kgまで無料
・受託手荷物は30kgまで無料

受託手荷物の料金は、予約時の支払いが最もおトクです。空港やコールセンターへの連絡でも申し込めますが、割高になります。航空券の予約後にもジェットスター公式ウェブサイトからオプション追加で支払いもできます。

もし、空港での重量オーバー、個数オーバーなどで急きょカウンターに預けなければならなくなった場合も割高です。

 

おトクな「セール」運賃をゲットする方法

LCCは各社とも随時、セールを行います。座席数限定で、通常運賃よりももっとお得な運賃が発売されます。

最もおすすめは、ジェットスター・ジャパンのメールマガジン「JetMail」に登録する方法。また、ジェットスター・ジャパンのFacebookページで「いいね!」を押したり、公式Twitterアカウントをフォローしたり、LINEで友だちになっておくと、キャンペーン情報をいち早く得られるでしょう。

 

ジェットスター 国内線のチェックイン時間

 
p12

チェックインカウンターにある自動チェックイン機「キオスク」。この機械に予約したフライトの予約番号またはお名前を入力し、搭乗券を発行します(写真は関西空港)。また、旅程表のバーコードを読みとることでも搭乗券の発券が可能です


以下、ジェットスター・ジャパンの国内線の例です。

【出発2時間前】
カウンターチェックイン、受託手荷物 受付開始

【出発30分前】
カウンターチェックイン、受託手荷物 受付締切


【出発25分前】
搭乗ゲートへ

【出発15分前】
搭乗締切

ジェットスター国内線の搭乗手続き方法は3つ。出発までに「ウェブ・チェックイン」を済ませて搭乗券を自宅などで印刷して携帯する、空港での自動チェックイン機によるチェックイン、空港にあるジェットスターのチェックインカウンターでも搭乗手続きができます。

 

ジェットスターの座席 ネットでの事前指定が便利

 
p3

ジェットスター・ジャパンの機内。シートピッチは大手よりやや狭い71cmですが、短距離路線ならほぼ気にならないレベルです


ジェットスター国内線のシートは3種類。最も一般的な「スタンダード・シート」、足元がやや広い「エクストラレッグルーム・シート」、機内前方や非常口列の「アップフロント・シート」です。

「ちゃっかりPlus」だとスタンダード・シートが、「しっかりMax」だとすべてのシートが事前指定できます。座席のみ指定のオプション料金もあります。

なお、ジェットスターの機内では、食事と飲み物はすべて有料です。お菓子や軽食とドリンクのおトクなセット、スープ・麺、ドリンク各種、アルコール飲料などがあります。ジェットスター公式キャラクター「ジェッ太」のオリジナルグッズなども販売しています。

 

もしフライトの変更、キャンセルしたい時は?


もし、フライトの予約を変更したい場合、空港での予約便のチェックイン開始時間までなら、変更が可能です。追加料金、変更手数料がかかる場合があります。また、コールセンターでも変更できますが追加料金がかかります。

「ちゃっかりPlus」では、出発地と到着地の変更以外は手数料なしで変更可能です。「しっかりMax」だと、出発地と到着地の変更も含めて手数料なしです。 ※運賃の差額のみ必要

航空券の払い戻し(キャンセル)は、「Starter」と「ちゃっかりPlus」だと不可。「しっかりMax」のみ可能です(ただし有料)

なお、遅延時や欠航時は、原則自社便への振替になります。

予定がはっきり決まっていない場合、予約変更や手数料の支払いで払い戻しができる運賃タイプの航空券をあらかじめ購入しておくことをおすすめします。

 

ジェットスター 国内路線まとめ

 
p1

ジェットスター・ジャパンの機体は、フランス・エアバス社の「A320」。海外LCCでもよく使用されている機種です



【東京(成田)発】
札幌(新千歳)、大阪(関西)、高松、松山、高知※、福岡、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄(那覇)
※2018年12月19日就航予定

【大阪(関西)発】
札幌(新千歳)、福岡、熊本、高知※、東京(成田)、沖縄(那覇) 
※2018年12月19日就航予定

【札幌(新千歳)発】
東京(成田)、大阪(関西)、名古屋(中部)

【名古屋(中部)発】
札幌(新千歳)、福岡、鹿児島、沖縄(那覇)

【福岡発】
東京(成田)、大阪(関西)、名古屋(中部)

【沖縄(那覇)発】
東京(成田)、大阪(関西)、名古屋(中部)

【高松発】
東京(成田)

【松山発】
東京(成田)

【高知発】※2018年12月19日就航予定
東京(成田)、大阪(関西)

【大分発】
東京(成田)

【熊本発】
東京(成田)、大阪(関西)

【宮崎発】
東京(成田) 

【鹿児島発】
東京(成田)、名古屋(中部)

※記事の情報は2018年10月現在

 

ジェットスター・ジャパンの国際線も就航しています

 
p13

2015年12月11日、大阪(関西)-台北(桃園)に就航したジェットスター・ジャパン。出発前、搭乗ゲート前で、マスコットキャラクター「ジェッ太」らが登場し、就航を記念するイベントも実施。初便はほぼ満席で出発しました


ジェットスター・ジャパンは、国際線にも続々と就航しています。また、ジェットスターグループ全体では、アジア・オセアニアでとても広い就航ネットワークを持っていて、知名度も抜群。ジェットスター公式ホームページ(日本語)は共通なので、ジェットスターグループ同士での乗り継ぎによってリーズナブルに世界を旅するのもおすすめです。

[ジェットスター・ジャパンが運航する国際線]

東京(成田)=香港、台北(桃園)、マニラ、上海(浦東)
大阪(関西)=香港、台北(桃園)、マニラ
名古屋(中部)=台北(桃園)、マニラ

※ 掲載の情報は2018年10月現在

<DATA>
ジェットスター・ジャパン Jetstar Japan

コールセンター:
0570-550-538(有料)年中無休
050-3163-8538 (PHSのお客様)
9時~21時まで (日本語)
24時間対応 (英語)

【関連記事】
ジェットスター 予約変更・キャンセルとお得な運賃
ジェットスター 手荷物で注意すべきことや追加料金
 
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