時間の流れを感じさせる家具と過ごす
BADEN BADEN Omakeの2階は、この「海辺の家」の主人公のプライベートスペースをイメージした部屋になっていました。置かれている家具は、いずれも長い時間を経たかのような味わいがありますが、一部に古材を用い、フレームなどの構造的に主要な部分は新しい材料で組み上げたもの。がたつきなどは無く、安心して使えます。2階のプライベートルームをイメージしたインテリア。家具はアンティークではなく、一部に古材を用い、主要な部分は新しい材料で作ってエイジング処理を施しています。家具はもちろん、照明、本のオブジェ、球体のオブジェなど、どれも不思議な魅力を放ちます
古いガラスを貼り合わせた本のオブジェは、古い素材が持つ独特の緑に特徴がありますし、古材を使った照明は、ON/OFFのスイッチがとってもキュート。どこに何が使われているか、というエピソードは、決してそれ自体に重要な意味があるわけではないのですが、ユニークでわくわくしますよね。
どこかに時間の経過を感じさせる材料を使うのが水田さん流。このベッドには、支柱のトップに古いドアノブが使われているんですって。脇に佇むフロアライトとの相性も良好です
ガイドがおすすめしたいのは、アイアンのベッドです。オーダーが可能なので、自宅のサイズに合わせて、イメージ通りに作ってもらえます。ブロカントっぽい照明と組み合わせて使いたいですね。足元には、小さくても上質なラグを。雑誌などを置いておくミニテーブルがあれば完璧です。
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