混ぜる・刻む・おろすなど、働きぶりをチェック!
それでは、どんなことができるのか、実際に使った様子をいくつかご紹介します。ご購入の参考にして下さい。■ブレンダー
スタンダードなブレンダーから。ビーカーに果物と牛乳や水などの液体を入れ、ブレンダーを直接入れて撹拌すると、生ジュースができ上がります。回転1から徐々に高速にしてみましたが、今回は、バナナ・キウイ・牛乳と、柔らかい食材なので、低速でも十分に混ざりました。喉ごしも滑らかですし、大きめのコップ型容器であれば作ればそのまま飲むこともでき、汚れ物も少なくてすむのは便利です。
■パン(鍋用)ブレンダー
鍋が傷つかないよう、プラスチック素材でできているブレンダーです。今回は、缶詰の粒タイプのコーンを利用して、コーンスープを作ってみました。鍋にコーン缶をあけ、温めた後に荒熱を取ってからパンブレンダーで一気につぶすだけの簡単ポタージュです。ブレンダーの先端に凹凸があるため、鍋底にくっつけていても、コーンの粒がブレード内に入り込んで、つぶされていくようです。1分もかからない内に、クリーム状になりました。その後、加熱し適当なところで味付けをして完成! 缶詰ですが、濃厚なコーンの味がすると好評でした。(※材料を加熱した場合は、粗熱をとってから使って下さい!)
■マッシャー
マッシャーでは定番のマッシュポテトを作ってみました。じゃがいもを適当な大きさに切り、電子レンジで加熱。火が通って柔らかくなった状態のじゃがいもの上から、マッシャーを押しながらスイッチを入れます。すると……細かな穴からうねうねとじゃがいもが押しつぶされて出てきました。見ていると生きているようで、ちょっとゾクッとします。こちらもあっと言う間に滑らかなマッシュポテトができ上がりました。食材が冷める前に潰すときれいな仕上がりになります(冷めると食材が固くなるため)。大量のマッシュポテトも難なくできるので、ポテトサラダやコロッケを作るのがラクになりそうです。
■チョッパー
次も定番、玉ねぎのみじん切りです。大きめの玉ねぎを1/4に切って投入。刃が回転しだすと、下の方から程良いみじん切りになっていくのですが……上の方が刻まれるまで長めに撹拌していると、下の方が徐々にペースト状になってしまいました。食材はあまり大きいまま入れてはいけないようです。1~2センチ大に切ってから刻んだ方が、食材が全体的に回転するのできれいなみじん切りになります。ちなみに均一に刻むという点では、同じデロンギ社のミニフードプロセッサーの方がやはり優秀でした。
■おろしカッター
容器におろしカッターをセットし、長いもを適当な大きさにカットして投入。上から中ふたをかぶせ、スイッチON!みるみるうちにすり下ろされていきました。食材は2センチ程度の大きさに切ったほうがきれいな仕上がりになります。しかし、おろしカッターの下におろされた食材が溜まるため、そこが一杯になってしまうと、それ以上食材がおろされません。そのため、一回にできる量は100g程度と少量になってしまうようです。もう少し一度にたくさんおろせると、より便利な気がしました。
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