矯正治療は昔からある歯科治療ですが、矯正装置の装着義務や治療完了までの期間が長く、敬遠される方が多い治療でもあります。今記事では、矯正装置を着けることなく歯並びをキレイに治すことの出来る審美歯科治療をご紹介します。
矯正治療のデメリットとは
なぜ、矯正装置を着けずに行う歯並び治療が好評なのでしょうか。その理由は以下にあるのではないかと思います。- 矯正装置を着けることで見た目が気になる
- 装置に食べカスや歯石がつまり、虫歯になりやすい
- 装置が口腔内に当たることで違和感があり、口内炎にもなりやすい
- 治療完了までの期間が長い
- 歯が動くことで痛みが出る
- 小児矯正と比べ、大人の矯正は歯が動きにくい
セラミック治療による歯並び治療のメリット
セラミックによる歯並び治療のメリットは多く、多くの年代の方にもメリットを感じていただける治療方法だと思います。1.治療完了までの期間が短い
矯正装置を着けて行う治療と比べて、治療完了までの期間は驚くほど短いです。治療を行う範囲にもよりますが、1度の診療で長時間治療を行うことも可能で、患者さんのご希望に沿った形で治療を進めることが出来ます。クリニックによっては最初から数回先の予約をおさえることが可能などの配慮もなされており、「短期間でキレイにそろえたい」という希望に応えることの出来る治療方法です。
2.歯並びと同時に歯の色や形も整えることが出来る
セラミックによる歯並び治療では、歯並びを整えるだけでなく、歯の色や形もご希望に合わせて美しく仕上げることが可能です。歯並びが乱れている場合、歯の大きさ不揃いだったり、極端に歯が大きいことが原因になっているケースがあります。その場合、歯のサイズをそろえて歯並びを整えることで、より美しい口元に仕上げることが可能です。
また歯並びが乱れていることで歯磨きなどが上手く出来ず、黄ばみが目立つケースも多く見られます。歯並び治療と合わせて歯の色を明るく仕上げることで、お口元全体が明るく、お顔も若々しく清潔感のある状態に仕上げることが出来ます。
次のページでは、残りのセラミックによる歯並び治療のメリットとデメリットをご紹介します。