保育園・保育所/保育園生活・トラブル

知っておきたい! 保育園でよくある事故・トラブル(4ページ目)

保育園は小さな子ども達が集団生活する場です。小さなトラブルは日常茶飯事ですが、ケガや大きな事故に繋がる事態は避けなければいけません。日々子どもと接する保育士さんは、普段どのようにしてトラブルを未然に防いだり、発生時の影響を小さく抑える工夫をしているのでしょうか?親として知っておきたい、そんな保育現場のお話を聞いてきました。

山下 真実

執筆者:山下 真実

子育てガイド


言葉のコミュニケーションが増える頃のトラブルとは?(2~3歳頃)

2歳以降になると、だいぶ身体能力も上がり動きも大きくなってきます。その為、頻度は下がるものの、大きなケガになりやすい時期でもあります。保育の現場でも、子どもの個性に応じて声を掛けたり手助けすることで、ケガを未然に防ぐことに注意します。

また、この頃になると、言葉によるコミュニケーションも上手に取れるようになるので、ある程度の「お約束」も出来るようになります。例えば、少し危険な遊具がある場所や、大きなお友達と同じ空間で遊ぶ際には、「今日はお砂場だけで遊ぼうね!」といった言葉かけをして見守るような保育も増えてきます。

同時に、お友達との関わり合い、人間関係によるトラブルが出始めるのもこの頃。お互いの主張がぶつかって、ちょっとしたいざこざに繋がったりします。保育園では状況に応じて止めたり仲裁したり、場合によっては子ども同士の判断に委ねたりします。また、この頃はちょっと背伸びしてみたい時期でもあるので、以前にも増して「出来るね、すごいね」「さすがだね」などといった言葉かけが効果を発揮する時期。ご家庭でも、そういった気持ちが上手く行動に繋がるように工夫する方が、何かと円滑に進むかも知れません。

さいごに……今回は保育者の立場から、普段はなかなか見聞きすることが出来ない園内での対応について教えていただきました。また保育のプロとして、ご家庭で親御さんが知っておくべき行動についてもアドバイスをいただきました。お子さんが保育園に通っていないご家庭でも、児童館や公園でお友達と遊ぶ際には、今回伺った内容を参考にしていただけるのではないでしょうか。

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