脅威のコンパクトボディ。無線LANにも対応
「DMP-BD65」を見て、まず驚くのはそのボディのコンパクトさです。その奥行きはわずか199mmで20センチを切っています。このコンパクト路線はブルーレイDIGAと同じであり、設置場所を選ばないということで、ユーザーの導入を容易にしてくれます。BD65の大きな特徴は無線LANに対応したことです。これにより別の部屋にあるディーガ(対応機種に限る)に撮りためた番組を、BD65を使って別の部屋で見ることもできます。実はこの無線LANを使うにはオプションの無線LANアダプタが必要なのですが、それでも利便性が高まったことに違いはありません。
この無線LANアダプタ「DY-WL10」はUSBで接続するのですが、背面にUSBポートはなく、前面のUSBポートに接続します。延長ケーブルが付属するため、通常はこれを使って接続したほうが見た目もいいでしょう。
コンパクトさが印象的なBD65.
フロントUSBポートで接続した無線LANアダプタ。
無線LANセットアップは簡単
無線LANの接続は、AOSSあるいはWPSの自動設定機能を持つ無線LANルータを使っていれば簡単です。アダプタを接続して電源を入れると、自動的に無線LANのセットアップ機能が起動し、メッセージにそって操作すれば、自動的に接続処理ができます。今回はAOSSモードに設定したバッファローの無線LANルータ「WZR-HP-G300NH」を使って接続してみました。はじめのトライでは接続できず、使用する自動設定でAOSSを選択したら、無事、接続することができました。おそらく、デフォルトではWPSが設定されているということでしょう。なんにしても、メッセージに沿って操作するだけで接続設定をすることができます。
AOSS、WPSの2つの自動設定に対応している無線LAN機能。