投資家ならストップ高、ストップ安といった言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。
「ストップ高銘柄」とは提携発表や業績上方修正などで、株価が1日の値幅上限まで上昇する銘柄のこと、また「ストップ安銘柄」とは業績下方修正や不祥事など株価が1日の値幅下限まで下落する銘柄のことです。
初心者の方は、ストップ高の銘柄をみて“すごく上がってる!買ったら儲かりそう!”と思い、逆にストップ安の銘柄をみて“こんなに下がっている銘柄は怖くて買えない・・・”と思う人も少なくないと思います。
果たしてこの考えは正しいのでしょうか。そこで今回は、ストップ高・ストップ安の銘柄について分析しました。
検証した売買ルールは単純に以下の通りです。
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検証期間:1990年~2010年
・買いルール:終値がストップ高(ストップ安)の場合、翌日に成行買い
・売りルール:含み益が10%以上、もしくは含み損が10%以上
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まずストップ高の検証結果から見ていきましょう。