前号で申し上げた通り、自らの力で、自らの五感で、市場に吹く自然な風や、世情に流れるかすかな匂いを感じられるようになるために、極めてシンプルで簡単な方法で、直近の状況をざっくりと感じ取っていきたいと思います。

先週の市場を基本的なデータで振り返る

1.業種別の株価動向の概略

東証1部の業種別動向を振り返ります。業種毎の特殊要因等を踏まえて、市場はどのように動いたのか、概略をおさえましょう。

WEEKLY [業種別TOPIXの週間騰落](指数化:09/9/25=1.0)
(株式会社サステイナブル・インベスター作成)

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WEEKLY [業種別TOPIXの週間騰落ランキングデータ](指数化:09/9/25=1.0)
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先週の業種別の騰落動向は、JALの政府による再建絡みで空運が目立って上昇していますが、2位は電気ガス、3位倉庫運輸、4位パルプ、5位小売と、円高の影響もあって内需系が貢献したものとみられます。他方、最も下落幅が大きかったのがその他金融、次いで証券・商品先物。アイフルの再生ADR申請、武富士の格付5段階引き下げ、野村証券の5千億円増資等、マイナスの話題に事欠かきませんでした。