育児は予測不能だから働く時間をコントロールしたい!
急な発熱や体調不良などにも柔軟に対応できる環境で仕事が続けられることは、多くの働くママにとっても理想なのではないでしょうか?
そこで今回は、働く時間の自由度を最優先に考えてキャリアチョイスした2人のママのお話を伺いながら、母として女性として働くことについて考えたいと思います。
仕事も育児も前向きに欲張る働き方
子連れでも気兼ねなく美容室に行ける時間を提供する『ママトコタイム』を運営するファモニィ株式会社代表の天沼幸子さんは、仕事は生き甲斐だけど子どもとの時間も優先したい、という想いから現在の働き方を選びました。以前は大手シンクタンクに勤めていた天沼さんですが、同僚の働くママの姿を見て将来について考えるようになります。子どもの病気で会社を休むと周囲に迷惑をかけてしまうなどと気を遣う同僚の苦労を目の当たりにして、働く時間をコントロールできる仕事がしたいと考えるようになったそうです。最終的に、時間の裁量が最も得られる働き方として起業する道を選択されました。
育児と仕事のベストバランスとは?
ママトコタイムを運営する天沼幸子さん
ここでガイドが注目したいのは、天沼さんのように「育児と仕事のベストバランス」について考えることの大切さです。自分の資源(時間、体力、気力など)をどの位ずつ育児と仕事に振り分けたいか、自分にとってのベストバランスを認識することこそが、働く時間をコントロールしたり働き方を工夫することへの最初の一歩ではないでしょうか。
続いてもう一人、子どもを保育園に預けずに働くスタイルを実現しているママをモデルケースに、それぞれのベストバランスについて考えます。