スマートフォン/スマートフォン活用術

アウトドアでスマートフォンを安心して利用するコツ(4ページ目)

長期休暇を海や山などのアウトドアで過ごしたいという人も多いかと思いますが、アプリで時間をつぶしたり、写真をSNSに投稿したりと、アウトドアでもスマートフォンを活用したい人も多いのではないでしょうか。アウトドアでスマートフォンを安全に活用するためのノウハウをお伝えしましょう。

佐野 正弘

執筆者:佐野 正弘

携帯電話・スマートフォンガイド

備えあれば憂いなし!補助バッテリーを用意しよう

アウトドアでスマートフォンを利用する上で、もう1つ注意すべき点は“充電”です。大自然の中には基本的に電気はありませんから、スマートフォンのバッテリーが切れても簡単に充電することはできません。スマートフォンは緊急時の連絡手段にもなることから、何らかの充電手段を確保しておくことが重要です。

アウトドアでのスマートフォン充電手段も、基本的には外付けのバッテリーを持ち歩く形となるでしょう。ただ電源を容易に確保できず、バッテリーの再充電ができない可能性があることを考えると、通常の外付けバッテリーとは別に、補助の充電手段を用意しておいた方がよいでしょう。

アウトドアでスマートフォンを充電する手段として、最近では太陽電池を搭載したバッテリーも登場してきています。これを使えば電源を確保することなく、外に置いておくだけで充電できるようになりますが、太陽光でバッテリーを充電するには天候に大きく左右されるほか、太陽電池のサイズによって発電量が異なり、バッテリーのフル充電まで大きいものでも3~4時間、小さいものでは半日~1日程度の時間がかかることも覚悟しておく必要があります。

より確実に充電できる手段としては、乾電池を活用する方法が挙げられます。乾電池は、懐中電灯など他の用途でも利用することが多いので、アウトドアで常備している人も多いかと思います。そこで乾電池でスマートフォンを充電できるケースを用い、いざという時の充電手段として活用する訳です。

ただし乾電池は容量があまり大きくない上、先にも触れた通り他の用途にも活用する、貴重な電源でもあることから、あくまで臨時の充電手段として考えておいた方がよいでしょう。
スマホアウトドア

比較的入手しやすい乾電池を使って充電できるバッテリーケースがあると、いざという時役立つ

スマホアウトドア

充電しているところ。乾電池は容量が少ないのが難点だが、臨時の用途には十分役立つ


今や生活の一部になったスマートフォンは、アウトドアでも便利で役立つものであることに間違いありません。ですが一方で、ここまで紹介してきたように、そのスマートフォンを快適に利用するためには“備え”が必要であることも、同時に覚えておくとよいでしょう。

【関連リンク】
LifeProof Japan: iPhone/iPadの防水ケース
防水ケース|GH-WPCAシリーズ
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます