備えあれば憂いなし!補助バッテリーを用意しよう
アウトドアでスマートフォンを利用する上で、もう1つ注意すべき点は“充電”です。大自然の中には基本的に電気はありませんから、スマートフォンのバッテリーが切れても簡単に充電することはできません。スマートフォンは緊急時の連絡手段にもなることから、何らかの充電手段を確保しておくことが重要です。アウトドアでのスマートフォン充電手段も、基本的には外付けのバッテリーを持ち歩く形となるでしょう。ただ電源を容易に確保できず、バッテリーの再充電ができない可能性があることを考えると、通常の外付けバッテリーとは別に、補助の充電手段を用意しておいた方がよいでしょう。
アウトドアでスマートフォンを充電する手段として、最近では太陽電池を搭載したバッテリーも登場してきています。これを使えば電源を確保することなく、外に置いておくだけで充電できるようになりますが、太陽光でバッテリーを充電するには天候に大きく左右されるほか、太陽電池のサイズによって発電量が異なり、バッテリーのフル充電まで大きいものでも3~4時間、小さいものでは半日~1日程度の時間がかかることも覚悟しておく必要があります。
より確実に充電できる手段としては、乾電池を活用する方法が挙げられます。乾電池は、懐中電灯など他の用途でも利用することが多いので、アウトドアで常備している人も多いかと思います。そこで乾電池でスマートフォンを充電できるケースを用い、いざという時の充電手段として活用する訳です。
ただし乾電池は容量があまり大きくない上、先にも触れた通り他の用途にも活用する、貴重な電源でもあることから、あくまで臨時の充電手段として考えておいた方がよいでしょう。
今や生活の一部になったスマートフォンは、アウトドアでも便利で役立つものであることに間違いありません。ですが一方で、ここまで紹介してきたように、そのスマートフォンを快適に利用するためには“備え”が必要であることも、同時に覚えておくとよいでしょう。
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