オーストリアが誇る、美しく青きドナウの世界遺産
ヴァッハウ渓谷
デュルンシュタインの街の水辺に建てられた教会。青い外壁が印象的
ヴァッハウ渓谷へのアクセス
ウィーンからのアクセス方法はドナウ川遊覧船を利用する方法と、鉄道の二通り。■ドナウ川遊覧船を利用する場合
遊覧船によるドナウ川クルーズ。ヴァッハウ渓谷の景色をゆったりと堪能できる
料金は片道26ユーロ、往復32ユーロ。所要時間はおおよそ、行き(上り)6時間、帰り(下り)4時間20分。
詳しい運行状況や最新情報等は、こちらのオフィシャル・ウェブサイト(ドイツ語)をご覧ください。
※右上の英国旗をクリックすると英語サイトに切り替わりますが、情報は2012年のものになります。
■鉄道を利用する場合
ウィーン西駅出発⇒メルク下車、メルクからドナウ川遊覧船を利用してデュルンシュタインへ。デュルンシュタイン⇒クレムス経由⇒ウィーン・フランツ・ヨーゼフ駅到着というのが一般的な日帰りコース。
ウィーン⇔ヴァッハウ間の鉄道料金は、片道おおよそ17~19ユーロ程度。所要時間は特急列車で約50~60分(利用する時間帯により、ウィーンの帰着駅が異なってくるので、詳しくは下記サイトでお調べください)。
鉄道の詳しい運行状況や最新情報等はこちらの鉄道会社ÖBBのサイト(英語)をご覧ください。ヴァッハウ渓谷内で利用するドナウ川遊覧船のサイト(英語)はこちら。
ヴァッハウ渓谷はそれほど広くないため、訪問は日帰り旅行が一般的。しかし、ホテル等の宿泊施設も整っているので、もう少し景色を堪能したいという方にはオーバーナイト・ステイもお勧めです。ただし交通機関の乗り換えが多いので、スーツケース等の大きな荷物は、ウィーンの宿泊先に置いてきた方が便利でしょう。
ヴァッハウ渓谷の見所
■メルク(Melk)フランスに嫁ぐ際に、マリーアントワネットも宿泊したといわれるメルクの修道院
お土産物屋が立ち並ぶ、デュルンシュタインのハウプト通り
ヴァッハウ渓谷中、最も見所が多くて有名なデュルンシュタインは、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような、メルヘン溢れる街。ブドウ畑に囲まれた街の真ん中には青い教会が美しく佇むほか、第三次十字軍遠征の帰途で捕虜となった、イギリスのリチャード獅子心王の幽閉されていた建物や、ゆかりの城塞等も残されています。
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