オーストリアの世界遺産 ドナウのヴァッハウ渓谷(2ページ目)

ヴァッハウ渓谷のグルメ

ブドウ畑が周辺一帯に広がるヴァッハウ渓谷では、自家製ワインを振舞うホイリゲ（新酒を出す居酒屋）が多いのが特徴です。帰りの遊覧船や列車までの出発時刻に余裕があるなら、ホイリゲで美味しいワインを嗜みつつ、オーストリアの素朴で家庭的な肉料理をぜひ味わってみて下さい。

また、ヴァッハウはブドウとともにアンズの栽培でも特に有名ですので、スイーツ好きにはアンズのトルテ（写真上）が一押し！ アルコール分を控えたいという方には、ワインではなく、ヴァッハウ産のグレープジュースやアンズのネクター（写真右）などがお勧め。濃厚なテイストが苦手な方は、ミネラルウォーターやソーダ水で割って飲むとすっきりとした味わいに。いずれも新鮮なヴァッハウ産の素材を用いたナチュラルな食べ物が大半ですので、健康を気にする方にもぜひトライして頂きたいところ。

あと、車での移動でなければ少し厳しいものの、ドナウ川沿いには、釣れたばかりの川魚を塩焼き販売しているスポットもいくつか見かけます。頬が落ちるほど美味しいのに、一匹1～5ユーロ程度とお値段は格安！ レンタカー旅行をご予定の方は、道中探してみて下さいね。

ヴァッハウ渓谷のお土産

グルメのコーナーでも記したとおり、やはりワインとアンズ関連のお土産が圧倒的に人気。一例を挙げると、ワイン（赤・白・ロゼ）、アンズのシュナップス（香り高い蒸留酒）、ブドウジュース、アンズのネクター、アンズのマーマレード各種（ヴァニラビーンズ入り、チリ入り等）など。どのワインを選んでよいか分からない場合には、テイスティングできることが多いので、お店の人に尋ねてみましょう。

その他には、ナチュラルな素材を用いたSTXY社のコスメティック類も根強い人気を誇っています。思いがけず多数のプロダクトが用意されているので、選ぶのに困ってしまうほど。バラの花びらやオレンジを用いたハンドメイドのソープバー（量り売り）や、ジャガイモのハンドクリーム、アロエヴェラのボディミルク、アンズのバスソルトなどがお勧めです。