オーストリアが誇る、美しく青きドナウの世界遺産
ヴァッハウ渓谷

デュルンシュタインの青い教会

デュルンシュタインの街の水辺に建てられた教会。青い外壁が印象的

ヨハン・シュトラウス2世作曲の名ワルツ「美しく青きドナウ」は、誰しも一度は耳にしたことがあると思います。美しい音楽の調べをそのまま情景に映し出した場所が、今回紹介するヴァッハウ渓谷。ここはドナウ川下流に広がる風光明媚な景勝地で、ドナウ川流域で最も美しいと称賛されているように、溜息ものの情景を味わうことが可能。約36kmに及ぶ渓谷全体がユネスコ世界遺産に登録されています。

ヴァッハウ渓谷へのアクセス

ウィーンからのアクセス方法はドナウ川遊覧船を利用する方法と、鉄道の二通り。

■ドナウ川遊覧船を利用する場合
ドナウ川遊覧船

遊覧船によるドナウ川クルーズ。ヴァッハウ渓谷の景色をゆったりと堪能できる

4月から10月の夏期のみ運航で、ウィーン⇔デュルンシュタイン間を一日一往復

料金は片道26ユーロ、往復32ユーロ。所要時間はおおよそ、行き(上り)6時間、帰り(下り)4時間20分。

詳しい運行状況や最新情報等は、こちらのオフィシャル・ウェブサイト(ドイツ語)をご覧ください。

※右上の英国旗をクリックすると英語サイトに切り替わりますが、情報は2012年のものになります。

■鉄道を利用する場合
ウィーン西駅出発⇒メルク下車、メルクからドナウ川遊覧船を利用してデュルンシュタインへ。デュルンシュタイン⇒クレムス経由⇒ウィーン・フランツ・ヨーゼフ駅到着というのが一般的な日帰りコース。

ウィーン⇔ヴァッハウ間の鉄道料金は、片道おおよそ17~19ユーロ程度。所要時間は特急列車で約50~60分(利用する時間帯により、ウィーンの帰着駅が異なってくるので、詳しくは下記サイトでお調べください)。

鉄道の詳しい運行状況や最新情報等はこちらの鉄道会社ÖBBのサイト(英語)をご覧ください。ヴァッハウ渓谷内で利用するドナウ川遊覧船のサイト(英語)はこちら

ヴァッハウ渓谷はそれほど広くないため、訪問は日帰り旅行が一般的。しかし、ホテル等の宿泊施設も整っているので、もう少し景色を堪能したいという方にはオーバーナイト・ステイもお勧めです。ただし交通機関の乗り換えが多いので、スーツケース等の大きな荷物は、ウィーンの宿泊先に置いてきた方が便利でしょう。

ヴァッハウ渓谷の見所

■メルク(Melk)
メルクの修道院

フランスに嫁ぐ際に、マリーアントワネットも宿泊したといわれるメルクの修道院

ウィーンからの列車利用時に、最初に到着するヴァッハウ沿いの街がこのメルク。丘の上に聳え立つ、壮大なバロック様式のメルク修道院は一見の価値あり。


 
デュルンシュタインの街並み

お土産物屋が立ち並ぶ、デュルンシュタインのハウプト通り

■デュルンシュタイン(Dürnstein)
ヴァッハウ渓谷中、最も見所が多くて有名なデュルンシュタインは、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような、メルヘン溢れる街。ブドウ畑に囲まれた街の真ん中には青い教会が美しく佇むほか、第三次十字軍遠征の帰途で捕虜となった、イギリスのリチャード獅子心王の幽閉されていた建物や、ゆかりの城塞等も残されています。



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