日常風景にスカイツリーが登場するのが錦糸町
錦糸町では古い街並みとスカイツリーのコントラストが楽しめる。
住宅街越しに見るスカイツリーはどこか特撮映像のように見えなくもない風景。
ガイド瀬川がスカイツリー散策でよく紹介するのが、錦糸町からスカイツリーに向かい徒歩で進みながら鑑賞するルート。ここのルートの楽しさは、日常の住宅街や古い下町風景の背景に突如現れた巨大モニュメント的な存在としてスカイツリーがみえるところ。
浅草はもともと観光地であったので、スカイツリーが加わってもそれとなく受け入れやすいのですが、錦糸町の住宅地越しにスカイツリーを見て歩くとどこか違和感というか特撮画像を見ているような気分にもなれるから不思議です。
JR錦糸町駅北口を出て、スカイツリーを目標に道を進んでいきます。いくつかルートはありますが、スカイツリーが常に見えているので迷うことは少ないでしょう。
JR錦糸町からスカイツリーまで歩いて20分から30分程度。程よい距離の散策コースであり、進むごとに大きく見えてくるスカイツリーは圧巻です。途中に街の風景を入れて撮影するのがお勧めです。
スカイツリーに近づいてくると見上げて撮影するようになってくる。
スカイツリーのふもとからは見上げなければスカイツリーの全貌が見えません。この位置から写真を撮るには、撮り方とレンズの準備が必要です。
急な角度で高さ600メートルを超えるスカイツリーの全容をフレームに入れには、広角レンズが必要です。広角レンズとは、広い範囲が写るレンズサイズのことで28ミリなど数字で表記されます。この数字が小さいほど広角になり広範囲がフレームに入ります。
スカイツリーのふもとから見上げて全体を入れて写すには、少なくとも28ミリ程度の広角レンズは欲しいところ。ズームレンズにもこのミリサイズは当てはまります。28ミリから300ミリまでなど、ズームレンズの範囲幅がレンズ枠などに表記されているので、使っているカメラの最も広角サイズはどれくらいなのか確認しておくとよいでしょう。
また撮影するときは、低い位置から急角度でスカイツリーを見上げるように撮影します。
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