内壁材・天井材・壁紙/内壁材・壁紙リフォーム

壁紙の張り分けリフォームで手軽に大変身

壁紙の張り替えリフォームの際は、壁紙の張り分けで今までとは違った空間演出をチャレンジしてみましょう。値段の安いビニールクロスの組み合わせでも様々なインテリアが楽しめます。

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド

壁紙の張り替えリフォームは手軽に部屋のリフレッシュができますが、「キレイにはなったけれど、前とあまり変わらない」という不満が残るケースも多いもの。そこで少し目先を変えて、壁紙の張り分けリフォームにチャレンジしてみましょう。

部分的に柄物を使ったり、壁面によって色を変えたり、アイデア次第で値段の安いビニールクロスの組み合わせでも様々なインテリアが楽しめます。今回は、1つの部屋の中で壁紙を張り分けるアイデア、壁紙リフォームのテクニックをご紹介します。

トイレの壁紙なら柄も原色もOK! 張り分けリフォームで冒険しよう

トイレは長時間過ごすことが無い閉じられた空間ですので、少々冒険しても大丈夫です。トイレの壁紙の張り替えリフォームの際には、遊び心満載の張り分けでインテリアを楽しみましょう。

左:1面だけ花柄、残りをアイボリーの壁紙に貼り分けた水まわり(サンゲツ) 右:古い壁紙の上から塗装で色分けしたトイレ(村岡建築デザイン事務所)

左:1面だけ花柄、残りをアイボリーの壁紙に張り分けた水まわり(サンゲツ) 右:古い壁紙の上から塗装で色分けしたトイレ(村岡建築デザイン事務所


トイレの壁紙に柄物を使うと、狭いだけにうるさく感じられることもあります。そんな時は奥の1面だけ思い切った柄物にして残りの3面は無地の壁紙を張る、または3面を柄物にして奥の1面を無地の壁紙にしてもスッキリとまとまります。

狭い部屋ですから、色選びには時間をかけて納得のいくまで行いましょう。気に入った色が見つからない場合は、壁紙の上から塗装する方法もあります。

柄と無地の壁紙を組み合わせる時には、柄の中の1色を使うとまとめやすい(サンゲツ)

柄と無地の壁紙を組み合わせる時は、柄の中の1色を使うとまとめやすい(サンゲツ


柄物と無地の壁紙を組み合わせて張る場合は、柄に使われている色の中の1色を無地に使うと、インテリアにまとまりがでます。

アクセントは30%! 大胆な壁紙使いで北欧インテリアを作る

北欧インテリアは大胆な色づかいが特徴です。壁紙の張り分けで部屋に北欧スタイルを取り入れて、鮮やかな空間を演出してみましょう。サンプルで見ると派手に見えても、部分張りなら落ち着いた空間に仕上がります。

左:ベースの壁紙をホワイトに、アクセントにブルーと花柄で貼り分けたリビング 右:北欧らしい花柄と落ち着いたベージュまとめた寝室(サンゲツ)

左:ベースの壁紙をホワイトに、アクセントにブルーと花柄で張り分けたリビング 右:北欧らしい花柄と落ち着いたベージュまとめた寝室(サンゲツ


壁紙の張り分けを上手にまとめるコツは、色バランスにあります。原色や柄をアクセントにする場合は、部屋の壁全体の30%程度が目安です。

次のページでも壁紙の張り分けリフォームのアイデアをご紹介! アジアンなインテリアを作る、和室を張り分ける、そして張り分け時の注意点をご紹介します。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます