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日本三景の一つ厳島神社

厳島神社と言えば、昔から日本三景の一つに数えられ、そして近年ではユネスコ世界遺産にも登録された風光明媚な神社です。宮島イコール厳島神社と言われるほど宮島最大の観光スポットの厳島神社は、実は雨の日でも楽しく観光出来る観光客にとっては、大変有り難いスポットです。

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ユネスコ世界遺産にも登録された風光明媚な神社

厳島神社と言えば、昔から日本三景の一つに数えられ、そして近年ではユネスコ世界遺産にも登録された風光明媚な神社です。宮島イコール厳島神社と言われるほど宮島最大の観光スポットの厳島神社は、実は雨の日でも楽しく観光出来る観光客にとっては、大変有り難いスポットなのです。

海の上に建つ回廊

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ご存知のように厳島神社は、満潮時はまるで海の上に浮かぶ社殿のような造りになっています。そのため本殿にお参りするためには、海の上に建つ長い回廊を歩いて行かなければなりません。そう。この幅4m長さ約275mの回廊は、厳島神社の美しさを際立たせる建築様式でもあるのですが、実は観光客にとっても強い味方。雨の日でも雨に煩わされることなく、ゆっくりと屋根付きの回廊を歩いて、美しい厳島神社を堪能出来るようになっているのです。

神社の殆どの部分に屋根があります

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厳島神社の歴史は飛鳥時代の593年にこの地方の有力豪族(佐伯鞍職:さえきのくらもと)が、神託を受け、推古天皇の勅許を得て社殿を創建したことに始まります。祭神は宗像三女神と総称される市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命の3柱です。ただし現代に残る同等の社殿は、平安時代末期、平清盛が1168年頃に造営したものからだと言われています。社殿は、当時の寝殿造りを神社建築に応用したものですから、屋根の無い部分は殆どありません。観光客が訪れることのできる場所で屋根が無い部分は「平舞台」と「高舞台」程度でしょう。

国宝や重要文化財の建造物

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厳島神社の本殿、拝殿、回廊などの6棟は国宝に指定され、その他14棟は国の重要文化財に指定されています。せっかく厳島神社に参拝にいらしたなら、参拝だけを目的に、さっさと大急ぎで回廊を歩かれるのではなく、ゆっくりと回廊を歩かれて、歴史ある社殿の美しさもお楽しみ下さい。例えば、普通に歩かれている回廊の床板も、床板間に目透かしが施され、高潮の場合に、海水の圧力を弱めるように作られていたりと、興味深い作りとなっています。

■厳島神社
住所:広島県廿日市市宮島町1-1
拝観時間:6:30-17:00
入場料:大人300円/中学生以下100円
URL:http://www.miyajima.or.jp/sightseeing/ss_itsukushima.html

※データは記事公開時点の情報です。
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